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* [[東急グループ]]の文化施設で構成するビルの名称。
{{建築物
** [[渋谷駅]]前に所在した文化施設。後述。
|名称=渋谷東急文化会館<br />Shibuya Tokyu Bunka Kaikan
** [[新宿]][[歌舞伎町]]の文化施設。[[1956年]]12月に、新日本興行(後の[[東急レクリエーション]])により開業した。後の新宿TOKYU MILANOビル。ミラノ座、ミラノボウルなどが所在。
|旧名称=
----
|画像=[[Image:Shibuya Tokyu Bunka Kaikan 2003.jpg|250px|渋谷東急文化会館(2003年6月25日)]]
{{商業施設
|用途=映画館、商業、レストラン、美容室、宴会場、プラネタリウム他
|社色 =
|旧用途=
|文字色 =
|設計者=
|名称 = 渋谷東急文化会館<br />Shibuya Tokyu Bunka Kaikan
|構造設計者=[[坂倉準三]]
|外国語表記 = Shibuya Tokyu Bunka Kaikan
|施工=
|画像 =[[Image: Shibuya Tokyu Bunka Kaikan 2003.jpg|250px|渋谷東急文化会館(2003年6月25日)]]
|建築主=
|画像サイズ = 300px
|事業主体=[[東京急行電鉄]]株式会社
|画像説明 = 2003年6月25日撮影
|管理運営=株式会社[[東急レクリエーション]]
|正式名称 = 東急文化会館
|構造形式=
|所在地郵便番号 = 150-0002
|敷地面積=
|所在地 = [[東京都]][[渋谷区]][[渋谷]]2-二丁目21-12
|建築面積=
| 緯度度 = 35|緯度分 = 39|緯度秒 = 32
|延床面積=30,000m&sup2;
| 経度度 = 139|経度分 = 42|経度秒 = 12
|階数=地上8階、地下1階
|開館開所業日 = [[1956年]][[12月1日]]
|高さ=
|備考閉店日 = [[2003年]][[6月30日]]閉館
|着工=
|施設所有者 = [[東急百貨店]](建物)<br />[[東京急行電鉄]]、ビー・ケー・アセットファンディング有限会社(共有底地権)
|竣工=[[1956年]]
|施設管理運営=株式会社 [[東急レクリエーション]]
|開館開所=1956年[[12月1日]]
|敷地面積 = 5,103
|改築=
|商業施設面積 =
|所在地郵便番号=
|延床面積 = 30,000m&sup2;000
|所在地=[[東京都]][[渋谷区]][[渋谷]]2-21-12
|店舗数 =
|位置=
|中核店舗 = 映画館(渋谷パンテオン・渋谷東急・渋谷東急2・渋谷東急3)、レストラン、美容室、宴会場(東急ゴールデンホール)、[[天文博物館五島プラネタリウム]]他
|電話=
|営業時間 =
|備考=[[2003年]][[6月30日]]閉館
|駐車台数 =
|前身 = 渋谷第一マーケット
|後身 = [[渋谷ヒカリエ]]
|外部リンク =
|商圏人口 =
|グループ社色 =
|グループ文字色 =
|グループ文字フォント =
|グループ = [[ファイル:TokyuDepartmentStore logo.svg|170px|東急百貨店]]
}}
'''東急文化会館'''(とうきゅうぶんかかいかん)は、[[渋谷駅]]前([[東京都]][[渋谷区]])で、[[東急百貨店]]が所有していた文化施設。
#[[東急グループ]]の文化施設によって構成されているビルに付けられた名称。渋谷の他に[[新宿]][[歌舞伎町]](オープンよりミラノ座、ミラノボウルなどは老若男女に親しまれた。→現 [[新宿TOKYU MILANOビル]])にもあるが、一般的には2.の、現在は閉鎖・解体された渋谷東急文化会館を指す事が多い。
#[[渋谷駅]]前([[東京都]][[渋谷区]])に、[[東京急行電鉄]]株式会社(東急電鉄)が運営していた文化施設。本項目で詳述する。
 
== 概要 ==
[[坂倉準三]]が構造設計を行い、[[鉄骨鉄筋コンクリート]]造、地下1階地上8階塔屋3階建であった。4つの[[映画館]]や美容室、レストラン、書店などの店舗が入っていた施設として知られ、特に戦後、日本で初めての[[プラネタリウム]]「[[天文博物館五島プラネタリウム]]」が設置された事もあり、東京の名所として[[修学旅行]]のコースに組み込まれた程の人気を博した。当時の国鉄渋谷駅東口は、[[東京都電|都電]]のターミナルであった事から、交通の混乱を避けるために、開業と同時に歩道橋が作られた。
 
しかし、[[1989年]]、[[東急百貨店本店]]に併設される形で日本初の大型の複合文化施設として[[Bunkamura]]が開業したため、東急グループを代表する施設ではなくなっていた。そして[[2003年]]、建物の老朽化と[[東急東横線]](渋谷駅 - [[代官山駅]]間)の地下化工事、及および営団地下鉄13号線(後の[[東京地下鉄副都心線]])建設のため閉鎖し解体され、47年の歴史に幕を閉じた。
 
[[2008年]][[6月14日]]、跡地の地下に東京地下鉄副都心線が開業した。そして[[2010年]]4月、この施設の跡地に[[2012年]]から「[[渋谷ヒカリエ]]」として再スタートをきる事が発表された。現在は、歩道橋と東京地下鉄副都心線のりばへの[[エレベーター]]のりばが設置されている程度である。
 
== 歴史 ==
* [[1943年]](昭和18年) - [[東京市]]立渋谷小学校の移転に伴い[[東京急行電鉄]]が敷地([[渋谷区]]金王町36番地)を譲り受け、残された木造校舎を本社分室として使用する。
* [[1956年]]([[昭和]]31年)[[12月1日]] - 開館。
* [[1945年]](昭和20年) - 空襲により全焼する。
*: 終戦後、バラックの「渋谷第一マーケット」が開設され、明治通りの拡張に伴い、敷地の増減を経て現在の敷地が確定する。
* [[1955年]](昭和30年)7月 - 建設着工。
* [[1956年]]([[昭和]]31年)[[125115日]] - 株式会社東急文化会を設立
** [[12月1日]] - 株式会社東急文化会館の運営により'''開館'''。渋谷パンテオンが開業。
* [[1957年]](昭和32年)[[4月1日]] - [[天文博物館五島プラネタリウム]]が営業開始。
* [[19691966年]](昭和4441)[[10)111日]] - 株式会社東急文化会館が、新動画廊開設本興業(後の[[東急レクリエーション]])へ吸収合併される
** [[10月1日]] - 東急日動画廊開設。
* [[1985年]](昭和60年) - 第1回[[東京国際ファンタスティック映画祭]]が開催される。
* [[1986年]](昭和61年)6月 - 東急名画座が「渋谷東急2」に改称される。
* [[1990年]]([[平成]]2年)10月 - 東急レックスが「渋谷東急3」に改称される。
* [[2000年]](平成12年)7月 - 東急ゴールデンホール(結婚式場・宴会場)を閉鎖したする
* [[2001年]](平成13年)[[3月11日]] - 天文博物館五島プラネタリウムを閉鎖したする
* [[2002年]](平成14年)[[5月28日]] - 閉鎖および解体を発表する。
* [[2003年]](平成15年)3月 - [[東京急行電鉄]]が[[底地]]権(5,103 m&sup2;)の共有持ち分の10分の7を[[三菱信託銀行]]に[[信託]]し、[[信託受益権]]を売却する。ビー・ケー・アセットファンディング有限会社([[東銀リース]]の特別目的会社)が購入する。
** [[2003年]](平成15年)[[6月30日]] - 完全閉鎖する
=== 開館時のフロア構成 ===
*8F - 東急ゴールデンホール、天文博物館五島プラネタリウム
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* [[略奪者]](最後の封切作品)
 
== [[文化理髪室]] ==
[[文化理髪室]]は文化会館3階にあり、[[長嶋茂雄]]御用達の理容室としても知られていた。当施設閉館後[[大田区]][[北千束]]に移転。店名は変えず、[[長嶋茂雄]]も変わらず来店している。
 
== 外部リンク ==
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{{東急グループ}}
{{Architecture-stub}}
{{DEFAULTSORT:とうきゆうふんかかいかん}}
[[Category:東京都の建築物|廃とうきゆう]]
199 ⟶ 214行目:
[[Category:かつて存在した映画館]]
[[Category:渋谷区の歴史]]
 
{{Architecture-stub}}