「呼吸困難」の版間の差分

{{誰}}が貼られた日時:2009年5月23日09:41(UTC)、誰によってそのように言われているかなので{{誰2}}に交換
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人工呼吸器導入直後は原則としてFiO2は1.0とする。これはリークをはじめとした回路のトラブルを防ぐ目的がある。呼吸器が正常に作動しており酸素濃度の低下も認められないようならば酸素飽和度をモニタリングしながらFiO2を下げていく。FiO2が1.0の場合は3時間もすると肺胞障害が始まるといわれている。FiO2が0.6となると3日ほどは肺障害を免れる。FiO2が0.4程度になれば、長期間理も可能になる。なおPaCO2の貯留は人工呼吸器で呼吸ができていれば神経質になる必要はない。明らかなバッキング、ファイティングが認められた場合は調節を行う。
;一回換気量と換気回数
一回換気量は6~10ml/Kgであり、呼吸数は拘束性障害であれば14~25回/min,閉塞性障害であれば6~12回/minが良いと言われている{{誰2|date=2009年5月}}。病態が不明ならば1回換気量450mlで呼吸数が15回/minというのは無難な値である。SIMVで自発呼吸によって呼吸数が異常に多い場合は[[アシドーシス]]の代償や[[気胸]]、片肺挿管の可能性があるため、X線写真で評価を行う。このような原因が見当たらなければプレッシャーサポートの圧を上げたり、鎮静を深くするといった対応が考えられる。
;PEEP
PEEPとは呼気終末陽圧のことである。人工呼吸依存患者ではPEEPがないと呼気終末の遠位気道の虚脱が起こると考えられている。原則としては肺障害がない場合は必要がないが、肺障害の程度によってPEEPが酸素化改善の目的で用いられる。PEEPに関しては血圧に余裕がない場合を除いて3~5cmH2Oが無難であると考えられている。この値が生理的なPEEPであるとかつては考えられていたためである。2008年現在、生理的なPEEPは存在せず、PEEPによる肺障害の可能性なども検討されているがコンセンサスが得られていない。最小限のPEEP、least PEEP,best PEEP,agressive PEEPという様々な考え方が存在する。ARDSなどではPEEPを20cmH2Oほどかけることもある。
 
;プレッシャーサポート圧
プレッシャーサポート換気とは自発呼吸時に、患者が作り出す陰圧に反応して設定したプレッシャーサポート圧で吸入ガスを供給する換気法である。患者の吸気流量が最大吸気量の25%未満となった場合は圧の負荷が停止するというものである。患者の自発呼吸によって吸気時間と吸気量は決定される自発呼吸増強のための呼吸モードである。かつては血液ガスのデータをより改善すれば、状態は良くなると考えられていたためプレッシャーサポート換気は重要視されなかったものの[[ARDS]]や[[気管支喘息]]に対して肺愛護換気によって気胸などの合併症が激減したことからその他の疾患でも用いられるようになってきている。PSは10~15cmH2Oで至適横隔膜負荷と言われている{{誰2|date=2009年5月}}。30cmH2Oとなると横隔膜の仕事が0になるといわれPSの最大値と考えられている。
;ファイティングの対応
ファイティングとは患者の呼吸リズムと人工呼吸の換気パターンが同調しない状態をいう。回路やチューブの閉塞、リーク、不適切な人工呼吸器の設定の他、気胸、喘息、肺塞栓、気道内分泌物、呼吸状態のさらなる悪化、不安など患者の因子によっても起こりえる。原因が同定できなければ、鎮静薬の増量を検討する。
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