「春分点」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
18行目:
 
==== その他の解釈 ====
上記のような「水瓶座の時代」に対する批判などから理論を修正した、現代を「'''水瓶宮の時代'''」([[宝瓶宮]]の時代)の始まりと解釈する説も主張されている。瓶宮を含む「十二宮」は、星座のように地球からの主観的な星の集合ではなく、[[黄道]]帯上のエリアを指す。
 
この説によると、星座とは[[惑星]]の位置観測上便宜的に決められた[[住所]]のようなものであり、西洋占星術における各星座の名称が現在のものになったのも、春分点を基準に黄道帯360度を12分割した際に近くにあったメジャーな星座の名称を借りたに過ぎないという<ref>現在さそり宮([[天蠍宮]])とされている領域も、かつては[[不死鳥]]や[[大鷲]]の名称を使っていたことがある。</ref>。黄道帯はあくまで地球を中心とした360度のことなので、黄道帯を30度ごとに12分割し[[白羊宮]]の0度に春分点があった時点を基準点とすると、現在は11番:宝瓶宮と12番:[[双魚宮]]の間に春分点があるとされる。