「機械式暗号」の版間の差分

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[[1918年]]、シェルビウスによって[[エニグマ (暗号機)|エニグマ]]が発明された。これは円盤に相当するローター(内部に電気的な配線をもつ鼓胴)が複数枚ついていて、それらが個別に回転するので、より複雑な暗号であった(詳しくはエニグマの項を参照)。筆記とは比べ物にならない速さで暗号化することができ、安全性も確保した。しかし、[[イギリス]]は解読に成功し、末期には[[コンピュータ]]の原型となる機械によって高速に解読されていた。
 
日本も[[第二次世界大戦]]時には、諸外国の暗号機を参考にして[[パープル暗号]]機などを開発した。[[第二次世界大戦]]の軍や政府、その暗号強度に絶大な自信を持ち、絶対解読不可能と信じ込まれなんでいたらも、実際はアメリカによって解読されていた。
 
アメリカは、電気を使わない小型の暗号機[[:en:M-209|M-209(英語)]]を使用していた。スウェーデン人の[[ボリス・ハーゲリン]]による暗号機を改良したものであった。ドイツは、[[1943年]]に解読に成功している。日本でも、釜賀一夫たちが解読していたといわれている。