「あんこ (相撲)」の版間の差分

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'''あんこ'''とは、肉付きが良く下腹部に締まりのない体型をした[[力士]]を指す相撲用語。和菓子の「[[餡|餡子]]」ではなく、魚の「[[アンコウ]]」のような体型に喩えた言葉である。逆に、痩せ型の力士を[[そっぷ]]と呼ぶ
 
肉付きが良くても締まりのある体型をした力士は一般にあんことは呼ばない。逆に、痩せ型の力士を[[そっぷ]]と呼ぶ。
 
== 概要 ==
あんこは伝統的に理想の力士像とされてきたが、近代相撲では動きが鈍いあんこ体型が上位に食い込むことは非常に難しくなってきている。また、あんこが過ぎるとバランスが悪くなり、自身の体重によって立ち回りが悪くなったり足腰を痛めやすくなったりする。
 
; あんこが顕著な力士の一例:
かつては主に美食を楽しめた上位力士に見られる体型だったが、栄養事情が劇的に改善された近年では下位力士でもあんこが多くなり、逆に上位力士に少なくなるといった逆転現象が見られる。近年は醜く、[[押し出し (相撲)|押し出し]]か[[寄り切り]]くらいしか能のないあんこ力士に関して批判も多い。
 
; あんこが顕著な力士の一例:
* [[北の海敏満|北の湖]]
* [[太寿山忠明|太寿山]]