「チャイナ・ミエヴィル」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
Sierpinski (会話 | 投稿記録)
編集の要約なし
49行目:
ミエヴィルの作品は現代の多くのファンタジー・ホラー作家と同じく、20世紀初頭の[[パルプ・フィクション]]から現代のテレビ番組や映画から影響を受けている。彼は[[M・ジョン・ハリスン]]、[[マイケル・デ・ララベッティ]]、[[マイケル・ムアコック]]、[[トマス・M・ディッシュ]]、[[チャールズ・ウイリアムズ]]、[[ティム・パワーズ]]、[[J・G・バラード]]を自身の『ヒーロー』として挙げている。また[[H・P・ラヴクラフト]]、[[マーヴィン・ピーク]]、[[ジーン・ウルフ]]からの影響についても頻繁に言及する。ミエヴィルは自身の小説を、「ニュー・クロブゾンは架空の都市であるが、[[イアン・シンクレア]]が描写するロンドンに対するように」読ませたいと語る。
 
青年時代に『[[ダンジョンズ&ドラゴンズ]]』や同様の[[ロールプレイングゲーム]]を多くプレイした経験があり、その経験や同ジャンルへの知識をふまえ、架空の魔術および技術の、その影響を十分に踏まえた一般的な体系化を行う傾向だけでなく、がある。また『ペルディード・ストリート・ステーション』において「金や経験値」のみにしか興味のないキャラクターへの肯定を行っている。
 
実際ミエヴィルの二つの作品の世界観は、『ダンジョンズ&ドラゴンズ』の翻案であるという記事がルールシステムにコンバートされた。''Dragon Magazine''誌2007年2月号に掲載されている
2008年2月には《バス=ラグ》シリーズの世界観を元にした[[ロールプレイングゲーム|RPG]]が開発中であると''Adamant Entertainment''より発表された<ref>[http://www.gamingreport.com/article.php?sid=24840&mode=thread&order=0 "Adamant Entertainment & China Miéville Present: TALES OF NEW CROBUZON"], ''gamingreport.com''</ref>。
2010年2月には、『Pathfinder RPG』のサプリメント(設定資料集)の著者に名を連ねている。同RPGを出版しているPAIZO社は、ミエヴィルの処女作を収めた短編集も出版している。
 
 
ミエヴィルは[[J・R・R・トールキン|トールキン]]を馬鹿馬鹿しく保守的<ref>「幻想文学のケツの穴にあるこぶ」と