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市販されるイカ焼きは専用の業務用イカ焼き機器で1度の[[加工]]当り、直径90φから180φのイカ焼きを2枚から6枚程度プレスする。その加工工程は、190度から210度程度の高温に熱した、厚さ9 - 23mmの鉄板を上下から同時に押しつけることにより、短時間(約30秒から45秒程度)で焼き上げることが可能である。なお、業務用イカ焼き機器の特性から、複数台の機器を2 - 7台並列に配置することにより、狭い場所でも大量生産することが可能である。
 
業務用イカ焼き機器の発生歴史推移としての元祖は1950年代に、シルバー産業有限会社(大阪本社)が阪神百貨店の地下スナック・パーク内、通称・阪神いか焼き店よりの開発依頼により、特別注文生産機械として上下・ガス赤外線シュバンクバーナー仕様の7連式を導入。しかし、機械幅があまりにも広いため、焼き上がったいか焼きを機械の端から端まで手渡しできないため、商品移送コンベアーを機械奥上部に備えた。当時はいか焼き購入のために行列を並ぶ客からそのコンベヤーが間近に観られたため、「いか焼きはコンベヤーで焼かれている!」と噂された時期(昭和45年 - 60年)もあったほどである{{要出典|date=2010年12月}}。近年では{{いつ|date=2010年12月}}インターネット網の普及により、阪神いか焼き店厨房内もあちらこちらで画像データが公開されていることも手伝い、これらの噂は皆無になった。1960年以降、阪神いか焼きを堪能した商業ベースを望む企業家の声に応じ、シルバー産業有限会社は量産型いか焼き機器の開発を開始し、1963年、量産型いか焼き機器として、上部赤外線ガスバーナー仕様で下部パイプバーナー仕様の、上下熱源方式の違った2連式キャスター付いか焼き機器が誕生した。後に、シュバンク・バーナーユニットの価格低下と上下同熱源を使うことでの遠赤外線効果増大に伴い、いか焼き機器は上下熱源とも赤外線ガスバーナー仕様となった。1980年代に入り、大型小売店舗フードコートやチェーン店舗方式の居酒屋店やお好み焼き店舗などが増加の一途を辿り、上記2連式キャスター付では設置スペースが採れないという要望が多数シルバー産業有限会社へ寄せられたことから、新型案件機材として上下赤外線ガスバーナー仕様402si型卓上1丁式いか焼き機器が誕生した。さらに1985年、前出居酒屋チェーン店舗より「上下に突き出ている、鉄板を挟み込む“鉄の棒”(シルバー産業有限会社内呼称=箸(はし)が邪魔であるので、切断して欲しい。」の要望に応え、上下赤外線ガスバーナー仕様402si型卓上1丁式取っ手タイプいか焼き機器が誕生した。1987年、厨房環境のガスレス化の動きとパート・アルバイト従業員のマニュアル化増大に伴い、操作手順に熟練を要さないとの意図から、熱源に強力な赤外線シーズヒーターを用いた電気仕様卓上1丁式いか焼き機器がニチワ電機株式会社より発売された。
 
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