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Hatukanezumi (会話 | 投稿記録)
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→‎和暦テンプレートへの対策: 説明つづき、おわり。
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: 数学では、円の周長は直径に円周率をかけたものだということになっています。しかし、物理や化学などで実験をする場合はそうではないですよね。円柱に巻尺を巻いて測った結果が31.42cmであるとき、直径を10.0012966...と限りなく続く数字とはしません。直径は10.00cmとします。不正確な値を元にした計算で算出される結果には、正確さの限度というものがあります。
: つづく (あまり長くはなりません)。--[[利用者:Hatukanezumi|Hatukanezumi]] 2010年12月7日 (火) 12:16 (UTC) <small>typo --[[利用者:Hatukanezumi|Hatukanezumi]] 2010年12月7日 (火) 12:22 (UTC)</small>
: つづき。さて、上では円柱の周長を直径に換算すると「10センチメートル」となりました。これにもとづいて、''もともと''測定された周長を計算して、記事に書くことができるでしょうか。
: 「31センチ」「31センチ4ミリ」などは測定値とちがいます。より正確にしようとして「31.416センチ」などとすると、もとの測定ではありえない高精度になってしまいます。小数点以下第3位を四捨五入して「31.42センチ」とすると合いますが、大きさの異なる円柱でおなじことをやったら、やっぱり合いません。
: 測定値と計算結果が合わないのは、<u>換算を2回やっているから</u>です。すべての換算は不正確ですから、2回繰り返してももとの測定値は得られません。もともとの測定値を書き、説明のために必要なかぎりで1回だけ換算した計算値を書くべきです。
 
: {{tl|和暦}}テンプレートで、旧暦年の表示に間違いが発生する原因も、これです。旧暦年の時代には人びとは<small> (わずかな例外を除いて) </small>旧暦年で年をかぞえましたから、その時代のことを述べた本に西暦年が記してあれば、それは換算されたものです。もう一度逆換算しても、もとの旧暦年号になるとはかぎりません。
: <small>もっとも、換算の不正確さが常に一定であれば、同じ不正確さの換算をすることでもとの年号をもとめられるかもしれません。しかし、現実はそうではありません。地震学のように、年代を日の精度で西暦に換算してあつかう分野もあります。いっぽうで日本史学のように、年をあらわすのに旧正月を基準にして換算する分野もあります。とはいっても近代史や国間交渉史では、正確な西暦に換算している場合もあります。正確さは一定ではありません。</small>
 
: 旧暦年号→西暦年の換算であれば、換算は1回だけです。結果の西暦年は不正確ですが、もともとの年号が間違うことはありません。
 
: 説明は以上です。--[[利用者:Hatukanezumi|Hatukanezumi]] 2010年12月10日 (金) 13:03 (UTC)
 
 
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