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== 概要 ==
活動当初はバンド名を'''チャイナ'''としていたが、1度ライブを行った後にマーズに改めた。曲調は[[アンビエント・ミュージック]][[ノイズ・ミュージック]]などを混合させたもので、歌詞に[[シュルレアリスト]]のものを取り入れたり、変則的なドラムパターンを用いるなど実験的な試みを行っていた。メンバー全員、マーズ結成前に音楽経験がないと言われている。
 
マーズは[[マンハッタン]]でライブを20回以上行った。最初のライブは1977年1月に[[CBGB]]で行われ、最後のライブは1978年12月に[[マクシズ・カンザス・シティ]]([[w:Max's Kansas City|en]])で開催された。1979年か1980年にライブEPをリリースしたが、その一年前にバンド自体は解散した。
 
1978年に、マーズは[[ブライアン・イーノ]]がプロデュースしたコンピレーションアルバム『[[ノー・ニューヨーク]]』に、[[DNA (バンド)|DNA]]や[[ティーンエイジ・ジーザス・アンド・ザ・ジャークス]]、[[ジェームズ・チャンス・アンド・ザ・コントーションズ]]らと共に参加した。このアルバムは[[ノー・ウェーブ]]というジャンルが発生する重要なきっかけとなった<ref>Marc Masters, (2007) 『No Wave』 London, Black Dog Publishing, pp. 13-14</ref>。
 
[[1986年]]には、[[リディア・ランチ]]のレーベルから、ライブ音源にをまとめたLP『78』が発売された(1996年に『78+』として再発)。このLPは[[フィータス]](a.k.a. [[w:J. G. Thirlwell|J. G. Thirlwell]])の手によってリミックスを施されていたが、マーズのメンバーがこのリミックスに不満をもち、[[2003年]]にスペインのレコードレーベル、G3G と Spookysound から、新たにスタジオレコーディングがなされた音源が発売された<ref name="fakejazz"/>。