「海と毒薬」の版間の差分
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==批判・評価==
{{出典の明記|section=1|date=2008年1月}}
「海と毒薬」発表後、遠藤は、この作品の第2部を執筆することを随所で示唆していたが、結局それは果たされなかった。小説発表後、事件の関係者の中には、遠藤が作品によって彼らの行為を断罪しようとしたのだと考え、そのことに対して遠藤に抗議の手紙を送った者もいた。こうした抗議に対して、遠藤は大変なショックを受け、その心中を実際に随筆等で吐露している。第2部を断念したのは、こうした抗議とは無関係ではないだろうと考えられている。<ref>「海と毒薬」新潮文庫版・[[佐伯彰一]]による「解説」 [[1971年]][[10月]]</ref>作品中に登場する勝呂医師は同氏の作品「[[悲しみの歌]]」において新宿の開業医として再登場している。
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