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== 対策 ==
 
SYN flood 攻撃は、[[1996年]]に米国の大手[[プロバイダ]] Panix のメールサーバがこの攻撃によってダウンしてしまってからよく知られるようになった。当初、この攻撃に対する効果的な防御は存在しないと考えられていた。理由としては攻撃者は TCP SYN パケットの IPアドレスを偽装することができたためである。サーバから見ると、これは単にランダムな IPアドレスから大量の接続要求が来ているだけで、そのうちのどれが本当に応答すべきでないパケットなのか判断することはできない。しかしその後 [[SYN cookies]] や [[SYN cache]] といった手法が考案され、SYN flood 時でも正当なクライアントからの接続をある程度処理できるようになった。また、最近はプロバイダによる[[Egress フィルタリング]]も普及してきたため{{要出典|date=2007年1月以前}}、偽装されたパケットによる攻撃は難しくなっている。
 
== この攻撃法による被害 ==