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[[写真]]撮影においても、絞りを小さく絞ると光の回折現象により画像の鮮明さが低下する。この現象については[[小絞りボケ]]の項を参照されたい。
 
'''レーザーの伝播'''
 
レーザーは伝播する際に、回折によりその変化の仕方が決まる。レーザーの出力ミラーが開口部になっており、その開口部によって光線の形は決定される。それ故に、出力の光線が小さいほど光線は早く分岐することになる。ダイオードのレーザーがHe-Neレーザーよりも大きく分かれるのはこれが原因である。
 しかし逆に、このレーザーの放散は抑えることができる。まずレーザーを、凸レンズを用いて拡張させる。次に二つ目の凸レンズでレーザーを平行になおす。このとき焦点は一つ目のレンズに合うようにする。この結果、レーザーの開口部が大きくなるので、光線の放散は抑えられる。
 
'''回折格子'''
 
回折格子は、標準的な回折の可視的要素である。格子により回折が起こった光の形は、格子の成分の構造と数によって決まるが、すべての縞には限界強度が存在し、角度θmのとき以下の方程式により与えられる。
  d ( sinθm + sinθi ) = mλ
このときθiは光の入射角、dは格子成分の同士の距離、そしてmは正負の整数を表す。
回折が起こった光は、回折格子の各成分により回折が起こった光が合わさることで観察され、本質的には回折と干渉パターンの畳み込みである。
 
 
 
== 関連項目 ==