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{{aimai}}'''司法試験'''(しほうしけん)とは一般に[[裁判官]]、[[検察官]]又は[[弁護士]]等となるための国家資格すなわち[[法曹]]資格を付与するための国家試験をいう国によっては判検弁統一の司法試験が存在しない場合もある
 
== 日本 ==
[[1923年]]以前の日本においても判検弁統一の法曹資格試験は存在せず裁判官と検察官の候補生である司法官試補(現行法における司法修習生に相当)の採用試験である[[判事検事登用試験]]と[[弁護士試験]]が別個に行われていた。1923。1923年の両試験廃止から1949年の旧司法試験開始までは[[高等試験]]司法科が統一の法曹国家試験となった
 
新旧司法試験は[[法曹]]、すなわち[[裁判官]]、[[検察官]]又は[[弁護士]]になろうとする者に対して、それに必要な学識及び応用能力を問うことを目的とした国家試験である([[司法試験法]]1条)。直接的には、[[裁判所法]]66条2項で定める[[司法修習生]]となるための資格試験である。
 
2000年代以降、[[司法制度改革]](司法試験合格者数の大幅な引き上げや、[[法科大学院]]制度の導入)に伴って、司法試験の概要や難易度は大きく変化した。
# {{jdate|2005}}以前の司法試験 → については「[[旧司法試験]]」として解説を参照
# {{jdate|2006}}に始まった、現行の司法試験 → については「[[新司法試験]]」と通称されるを参照
 
== 日本国外 ==
* ハンガリーにおける司法試験は"''Jogi Szakvizsga''"と呼ばれ直訳すると法律専門職試験となる試験は
# 刑法刑事訴訟法行刑法
# 民法民事訴訟法経済法および③
# 憲法行政法欧州連合法試験 
: の三科目からなり合格すると法曹候補生になることができその後一定の実務経験を積むことで正式に判検事に任官あるいは弁護士となることができる
* フランスと中華民国ではかつての日本と同様に弁護士国家試験と裁判官検察官の採用試験が別個に行われている
* ドイツでは司法試験は州政府によって行われそのうち第一次司法試験は大学の法学部の卒業資格試験も兼ねている第二次司法試験に合格すると判検事および法学を専門とする行政官(日本の国家公務員一種試験合格したいわゆるキャリア官僚に相当)に任官しあるいは弁護士公証人となることができる
 
 
 
 
 
 
 
[[Category:日本の司法]]