「惑星 (組曲)」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
m →‎「木星」の第4主題: replaced: AVE MARIA (本田美奈子) → AVE MARIA (本田美奈子のアルバム) using AWB
Amaya (会話 | 投稿記録)
編集の要約なし
131行目:
 
== 冥王星、再生する者 ==
[[1930年]]の[[クライド・トンボー|トンボー]]による発見から[[2006年]]の[[惑星]]の新定義の決定によって除外されるまで、76年間にわたり太陽系第9惑星として一般に親しまれてきた天体として[[冥王星]]が知られているが、上記の通り組曲「惑星」には冥王星に該当する曲が含まれていない。これは[[1916年]]の作曲当時にはこの天体は未発見だったためであり、さらにる。冥王星発見されたとき後、ホルストは存命中(冥王星のための8曲目の作曲に取り掛かったが、半ばにして[[1874年脳卒中]] - で倒れ、一時は学生に書き取らせ続行しようとしたものの、完成させないまま[[1934年]])であに亡くなったにも<ref name="Tyson">[[ニール・ドグラース・タイソン]] ({{interlang|en|Neil deGrasse Tyson}}) 『かわらず、くして冥王星を組曲に追加する意欲を示は降格なかっことによ 太陽系第9惑星をめぐ大論争の全て』2009年、邦訳: [[早川書房]] 2009年</ref>
 
このため、冥王星が惑星とされていた期間中には、この作品は「科学的に内容が古い」などと指摘されることがよくあり、また新惑星の冥王星を組曲に追加して「現代的」に補完しようとする試みもあった。そのうち最も有名なのが、ホルストの専門家でイギリス・ホルスト協会理事の作曲家[[コリン・マシューズ]]による「冥王星、再生する者」(''Pluto, the renewer'')である。これは、[[ハレ管弦楽団]]の指揮者[[ケント・ナガノ]]の委嘱に応じて[[2000年]]に作曲されたものであり、同年[[5月11日]]に初演されている。
162行目:
惑星に新たな曲を加えようとする試みとして、その他にも類似した試みがなされたことがあった。[[サイモン・ラトル]]は4人の作曲家に委嘱して、以下の4曲を[[ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団]]の演奏会で演奏した。これらは上述のCDにも収録されている。ただし、組曲『惑星』に追加した形式にはなっておらず独立した作品と考えられ、冥王星とは少々事情が異なる。またこれとは別に「ゾリステン・ドライエック」が委嘱した、ヴァリオリンとトロンボーン、オルガンの為の『クワーオワー』などがある。
 
=== 小惑星4179:4179:トータティス ===
[[2005年]]作曲。小惑星[[トータティス (小惑星)|トータティス]]を題材としている。[[カイヤ・サーリアホ]]が作曲。