「石焼き芋」の版間の差分

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[[サツマイモ]]を熱した小[[石]]の中に埋めて、間接加熱によって焼いたもの。間接的にゆっくり加熱することで、[[アミラーゼ]]([[デンプン]]分解[[酵素]])が、デンプンを[[グルコース|ブドウ糖]]に変える。そのため、通常の焼き方よりも甘く仕上がる。
 
[[屋台]]や[[軽トラック]]に専用の釜を積み売り歩く姿は、日本の[[冬]]の[[風物詩]]のひとつである。売り歩く際は、「いーしやぁーきいもー、おいもー」といった独特の節回しで呼びかけるのが定番で<ref>ハワイの歌手[[シモーン・ホワイト]]は、日本で耳にした石焼き芋売りの節回しに感銘を受け、Yakiimoという歌を作った。曲中では石焼き芋売りの節回しが日本語でほぼそのまま引用されている。</ref>、寒冷域によって芋焼き釜の排気圧で「ポー」あるいは「ピヨーーーー」と聞こえる音が鳴る機器独特の笛の音代わ響かせて街を巡る。この笛は芋を焼く窯に取付けられており、排ガスの圧力で鳴る仕組みなっている場合もあ。お客が来ると販売作業中は音を止めるので近所まで来て笛が止まると誰かが購入中で屋台が止まっているということなので買いに出る切っ掛けになる。
 
 
最近では家庭用の「石焼き芋器」も市販されており、家庭でも手軽に石焼き芋が楽しめるようになってきている。屋台が減少した今は[[スーパーマーケット|スーパー]]軒先での路上販売や[[コンビニ]]などで売られている。