2010年12月25日 (土) 12:15時点における版編集 Straysheep (会話 \| 投稿記録) 拡張承認された利用者 51,127 回編集 m →‎ギャラリー ← 古い編集		2010年12月28日 (火) 22:03時点における版編集取り消し Bright Long (会話 \| 投稿記録) 1,614 回編集編集の要約なし新しい編集 →
20行目: [[ジャーディン・ロイド・トンプソン]]<br/> [[:en:Jardine Strategic Holdings\|ジャーディン・ストラテジック]]<br/> [[:en:Jardine Cycle & Carriage\|ジャーディン・サイクル・アンド・キャリッジ]]<br/>▼ [[:en:Hongkong Land\|ホンコン・ランド]]<br/> [[:en:Dairy Farm International Holdings\|ディリー・ファーム]]<br/> [[マンダリン・オリエンタルホテルグループ]] <br/> [[http://www.rothschild.com/ ロスチャイルド・コンティニュエーション]] <br/> ▲[[:en:Jardine Cycle & Carriage\|ジャーディン・サイクル・アンド・キャリッジ]]<br/> \|関係する人物= [[ウィリアム・ジャーディン (船医)\|ウィリアム・ジャーディン]]<br/>[[ジェームス・マセソン]]<br/>[[:en:Keswick family\|ケズィック・ファミリー]] \|外部リンク= http://www.jardines.com/ 36行目: ==概要== 前身は[[東インド会社]]で、元は貿易商社。[[1832年]]、[[~~イギリ~~スコットランド]]出身の[[イギリス東インド会社]]元船医で貿易商人の[[ウィリアム・ジャーディン (船医)\|ウィリアム・ジャーディン]]と[[ジェームス・マセソン]]により、[[中国]]の[[広州市\|広州]]（[[沙面島]]）に設立された。中国語名は「[[:zh:怡和洋行\|怡和洋行]]」。当時、広州は[[広東システム]]体制下、ヨーロッパ商人に唯一開かれた貿易港であった。ウィリアム・ジャーディンとジェームス・マセソンは[[陳舜臣]]の『小説『阿片戦争』では重要なキャラクターとして登場している。設立当初の主な業務は、[[アヘン]]の[[密輸]]と[[茶]]のイギリスへの輸出。同じ[[ロスチャイルド家\|ロスチャイルド]]系の[[香港上海銀行]]（[[HSBCホールディングス\|HSBC]]）は、[[ジャーディン・マセソン]]などが香港で稼いだ資金を[[イギリス]]本国に送金するために設立された銀行である。 [[清]]と[[イギリス帝国\|イギリス]]との間で[[1840年]]から2年間にわたって行われた[[阿片戦争\|アヘン戦争]]に深く関わっている。アヘンの輸入を規制しようとする[[清]]朝政府とイギリスの争いが起こった際に、当時のアヘン商人の一つである[[ジャーディン・マセソン]]商会の[[ロビー活動]]により、イギリス本国の国会は9票という僅差で軍の派遣を決定した。 ==中国における歴史== [[1841年]]に[[大英帝国]]の植民地の[[香港]]（[[1842年]]の[[南京条約]]で正式に割譲）に本社を移転。 [[中国]]での拠点は[[1844年]]に[[上海]]の共同[[租界]]、[[外灘]]（バンド）の中山東一路27号に移し「怡和洋行大楼」（[[旧ジャーディン・マセソン商会ビル\|ジャーディン・マセソン商会ビル]]）と呼ばれた。この場所の当時の地番は1号であり、[[ジャーディン・マセソン]]が最初に外灘（バンド）にて土地を獲得した。（現在は外貿大楼と呼ばれ上海市対外貿易公司や上海市外貿局等が入っている） 1867年から天津事務所を開設し、華北でも海運業を展開する。この頃、[[唐廷枢]]（後に[[李鴻章]]の下で[[洋務運動]]を推進）が買弁責任者として金銭の管理、物資の購入、海運の開設などを行っていた。以降、事業規模が拡大し、1881年に天津支店に格上げ。1921年に社屋の「[[天津ジャーディン・マセソン商会ビル]]」をイギリス租界地の維多利亜道（現在の解放北路157号）に建設した。 [[1881年]]、後に香港の大富豪となる[[何東]]（[[:en:Robert Hotung\|ロバート・ホー・トン]]卿）が、ジャーディン・マセソン商会に入社し、[[買弁\|総買弁]]、中国総経理を歴任する。その後、[[青島市\|青島]]、[[広州市\|広州]]、[[汕頭市\|汕頭]]、[[福州市\|福州]]、[[長沙市\|長沙]]、[[昆明市\|昆明]]、[[廈門市\|アモイ]]、[[北京市\|北平]]（北京）、[[鎮江市\|鎮江]]、[[南京市\|南京]]、[[蕪湖市\|蕪湖]]、[[九江市\|九江]]、[[宜昌市\|宜昌]]、[[沙市区\|沙市]]、[[重慶市\|重慶]]など中国各地に現地事務所を開設。上海、天津を除けば、[[漢口]]（現在の[[武漢市]]の一部）が最も大きな事務所だった。▼ ▲~~その後、~~[[青島市\|青島]]、[[広州市\|広州]]、[[汕頭市\|汕頭]]、[[福州市\|福州]]、[[長沙市\|長沙]]、[[昆明市\|昆明]]、[[廈門市\|アモイ]]、[[北京市\|北平]]（北京）、[[鎮江市\|鎮江]]、[[南京市\|南京]]、[[蕪湖市\|蕪湖]]、[[九江市\|九江]]、[[宜昌市\|宜昌]]、[[沙市区\|沙市]]、[[重慶市\|重慶]]など中国各地に現地事務所を開設。上海、天津を除けば、[[漢口]]（現在の[[武漢市]]の一部）が最も大きな事務所だった。 [[香港]]が[[中国]]に返還されるまでは、イギリス植民地資本である[[ジャーディン・マセソン]]の役員や幹部らが[[イギリス]]植民地下の香港行政局（現在の[[行政会議 (香港)\|行政会議]] ）の非官守（官職）議員として参加し、[[香港政庁]]の政策に影響力を行使していた。 ==幕末・明治期の日本における歴史== 59 ⟶ 61行目: [[鹿島建設\|鹿島]]によって建設された横浜初の外国商館である社屋は、地元民から「[[英一番館]]」と呼ばれた。跡地には現在[[シルクセンター]]（国際貿易観光会館）が建っている。 [[1863年]]（文久3年）、ウィリアム・ケズウィックは[[井上馨\|井上聞多]]、[[遠藤謹助]]、[[山尾庸三]]、[[野村弥吉]]、[[伊藤博文]]の[[長州五傑]]（長州ファイブ）のイギリス留学を支援する。彼らの英国滞在は、[[ジェームス・マセソン]]の甥にあたるヒュー・マセソン（ジャーディン・マセソン商会・ロンドン社長）が世話した。一方長崎でも、[[1859年]]9月19日（安政6年8月23日）に幕末・明治期の重要人物である[[トーマス・ブレーク・グラバー]]が「ジャーディン・マセソン商会」長崎代理店として「[[グラバー商会]]」を設立。現在は[[グラバー園]]として公開されている。 67 ⟶ 69行目: ==現在の影響力== [[ジャーディン・マセソン]]・グループは、[[ウィリアム・ジャーディン (船医)\|ウィリアム・ジャーディン]]の死後、甥であるウィリアム・ケズウィックの子孫によって運営され、その影響力は今なお健在である。現在でも国際[[コングロマリット]]として香港を中心に中国・シンガポール・アメリカ・ヨーロッパ・オーストラリア・中東・アフリカの一部で活発に展開しており、香港では香港政庁に次ぐ就業者数を誇っている。 [[銅鑼湾]]など香港の主要な土地の多くは19世紀前半に英国植民地政府によって[[ジャーディン・マセソン]]へと払い下げられたために、香港のランドマークには「渣甸橋（[[:en:Jardine's Bridge\|Jardine's Bridge]]）」、「勿地臣街（[[:en:Matheson Street\|Matheson Street]]）」、「渣甸街（[[:en:Jardine's Bazaar\|Jardine's Bazaar]]）」、「渣甸坊（[[:zh:渣甸坊\|Jardine's Crescent]]）」、「渣甸山（[[:en:Jardine's Lookout\|Jardine's Lookout]]）」や「怡和街（[[:en:Yee Wo Street\|Yee Wo Street]]）」といった社名（中国語表記は[[:zh:怡和洋行\|怡和洋行]]）や創業者（人物名のジャーディンに対する中国語表記は[[:zh:威廉·渣甸\|渣甸]]）にちなむ名前が付いたものが多い。 19世紀から20世紀にかけて幾度もの内部改革を実施したが、[[1947年]]に秘密[[トラスト (企業形態)]]によって一族経営が強力になった。長くイギリス系による経営が続いてきたが、[[1980年]]に[[長江実業]]を率いる[[李嘉誠]]が敵対的買収を仕掛け、持ち株比率が約30％に達し筆頭株主になったこともある。その後、李嘉誠は[[ジャーディン・マセソン]]社の関連会社である[http://www.hkland.com/ ホンコン・ランド]に売却している。 125 ⟶ 127行目: アジア系 [[吉田健三]] - 元ジャーディン・マセソン商会・横浜支店長（[[内閣総理大臣]][[吉田茂]]の[[義父]]） [[安田弘]] - 元ジャーディン・マセソン・ジャパン代表取締役会長（[[安田不動産]]顧問・学校法人[[安田学園]]理事長） [[唐廷枢]] - 元ジャーディン・マセソン商会買弁、天津事務所責任者 *[[~~:zh:何啟東\|~~何東]]（[[:en:Robert Hotung\|ロバート・ホー・トン]]卿） - 元ジャーディン・マセソン商会[[買弁\|総買弁]]（マカオのカジノ王[[スタンレー・ホー]]は弟の孫）建物、支店など 156 ⟶ 158行目: [http://www.jardines.com/ Jardine Matheson] - 本社HP [http://www.jardines.com/group/overview.html Jardine Matheson Group] - 本社HP～ジャーディン・マセソン・グループ一覧 *[http://www.jardines.com/~~profile~~the-group/~~ebook/default1~~history.html Jardines - 175Years of Looking to The Future] - 本社HP～創業175周年の歴史 == ギャラリー ==

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