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==概念==
テクノロジーは[[人間]]や[[社会]]にとって利益をもたらすだけでなく、[[自然環境]]の破壊、伝統的な文化の破壊など様々な不利益をもたらす可能性があり、しばしば問題とされている。
そういったテクノロジーの開発や適用について人間社会、[[地球]]環境に及ぼす影響を多角的・客観的に調査し、事前に利害損失を総合的に評価する事で、発生しうる弊害への対応策の策定、開発方向の修正などを行う事を目的として[[1960年]]代ころから[[アメリカ合衆国|アメリカ]]で取り上げられ始めた分析評価手法アプローチである。
 
アメリカでは[[:en:Office of Technology Assessment|連邦議会技術評価局]](OTA: Office of Technology Assessment)が1972年に設立され、1995年に廃止されるまで毎年約30件のテーマについてテクノロジーアセスメントが実施されていた。また、[[アメリカ国立科学財団|NSF]](アメリカ科学財団)も独自にテクノロジーアセスメントを実施していた。[[経済協力開発機構|OECD]]では[[1972年]]から取組みが始められ、ガイドラインの作成やセミナーの実施などが行われた。
 
===概念の変遷===