「ルスランとリュドミラ」の版間の差分

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{{Otheruses|グリンカのオペラ|プーシキンの詩|ルスラーンとリュドミーラ}}
{{クラシック音楽}}
『'''ルスランとリュドミラ'''』({{lang-ru|''Руслан и Людмила''}})は、[[ミハイル・グリンカ]]が[[1837年]]から[[1842年]]にかけて作曲した[[メルヘン・オペラ]]である。5幕8場からなり、序曲は有名でしばしば単独で演奏される序曲が有名

[[ロシア語]][[リブレット (音楽)|台本]]は、[[アレクサンドル・プーシキン]]の[[1820年]]の[[ルスラーンとリュドミーラ|同名の詩]]に基づき、ヴァレリアン・シルコフと[[ニェストル・クコリニク]]、N.A.マルケヴィチらの共作による。台本作者としてプーシキン本人も候補に上がってはいたが、決闘の末の不慮の死によりその計画は叶わぬものとなった。

初演は露暦[[1842年]][[12月9日]]([[ユリウス暦|ロシア旧暦]]で[[11月27日]]に[[サンクトペテルブルク]]の[[ボリショイ・カーメンヌイ劇場]]で行われた。ここは現在は[[サンクトペテルブルク音楽院]]の敷地となっていである。
 
==背景==
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====第2場====
リュドミラ姫がスヴェトザーリ大公の宴会場で眠っている。なんと、臆病者のファルラーフが、魔女・ナイーナの助けを得て、姫をさらってキエフ大公国に戻り、自分が姫を助けたと言うのであった。しかし、ファルラーフは、姫を目覚めさせることができない。馬の足音がして、ルスラン、ラトミール、ゴリスラヴァが到着する。ルスランが魔法の指輪を姫の所に持っていき、姫を目覚めさせる。<br>

場面はキエフ大公国の景色に転換、人々は、神々の名や祖国を称え、若い2人の門出を祝っている。
 
==音楽==
===序曲===
この歌劇で用いられる音楽のうち、序曲は最も親しまれており、単独で演奏される機会も多い

[[ニ長調]]、演奏時間は5分程度。[[ジョアキーノ・ロッシーニ|ロッシーニ]]の影響を感じさせつつも、[[全音音階]]を取り入れるなど、ロシア的な要素も盛り込まれている。[[ニ長調]]、演奏時間は5分程度
 
この曲の冒頭箇所は、[[福岡放送]]で[[1970年代]]後半に放送された夕方の[[報道番組]]「[[FBSニュースリポート]]」の初代[[主題歌]]に使われた。
 
==外部リンク==
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[[Category:オペラ作品]]
[[Category:アレクサンドル・プーシキン]]
[[Category:1842年]]
[[Category:1840年代の音楽]]
[[Category:歴史を題材とした作品]]
[[Category:民話・童話を題材とした作品]]
[[Category:ウクライナを舞台とした作品]]
 
[[ca:Ruslan i Liudmila]]