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[[冷却]]にも加熱にも同じ原理が使える。熱の移送の方向を逆にして同じ装置を加熱にも冷却にも使ったり([[エア・コンディショナー|エアコン]]など)、冷温熱同時取り出し(給湯製氷機など)も可能である。
 
すなわちヒートポンプの特徴2点あり、ひとつ当初1世紀以上も歴史がある熱移動による冷却技術として利用が始まりもうひとつはその後[[1970年代]]後半に実用化された熱回収によって加熱を行う省エネルギー技術であとしても利用されようになった{{要出典|date=2011年1月}}
冷却([[冷房]]・[[冷蔵庫|冷蔵・冷凍]]・[[製氷]])には実用的な代替手段が乏しいため、ほぼ全ての分野でヒートポンプが使われている。加熱([[暖房]]・[[給湯設備|給湯]])の場合、発熱現象そのもの([[燃焼]]など)を利用する従来の方法に徐々に取って代わりつつある。[[大気]]・[[水]]([[地下水]]・[[河川]]・[[下水道]])・排熱から、投入エネルギー(電気が多いがその他の動力・熱のものもある)の3~6倍の熱を回収し<ref name="CAO">[http://www8.cao.go.jp/cstp/siryo/haihu73/siryo3.pdf 民生部門における革新的なエネルギー利用による温暖化対策技術 - 超高効率ヒートポンプ-、平成20年1月30日、総合科学技術会議]</ref>、[[省エネルギー]]や[[温暖化ガス]]の排出量削減を可能とする。
 
冷却([[冷房]]・[[冷蔵庫|冷蔵・冷凍]]・[[製氷]])には実用的な代替手段が乏しいため、ほぼ全ての分野でヒートポンプが使われている。
すなわちヒートポンプの特徴は2点あり、ひとつは1世紀以上も歴史がある熱移動による冷却技術と、もうひとつは[[1970年代]]後半に実用化された熱回収によって加熱を行う省エネルギー技術である。
 
冷却([[冷房]]・[[冷蔵庫|冷蔵・冷凍]]・[[製氷]])には実用的な代替手段が乏しいため、ほぼ全ての分野でヒートポンプが使われている。加熱([[暖房]]・[[給湯設備|給湯]])の場合、発熱現象そのもの([[燃焼]]など)を利用する従来の方法に徐々に取って代わりつつある。[[大気]]・[[地中熱]]・[[水]]([[地下水]]・[[河川]]・[[下水道]])・排熱から、投入エネルギー(電気が多いがその他の動力・熱のものもある)の3~6倍のよりも多いエネルギーを回収して利用する<ref name="CAO">[http://www8.cao.go.jp/cstp/siryo/haihu73/siryo3.pdf 民生部門における革新的なエネルギー利用による温暖化対策技術 - 超高効率ヒートポンプ-、平成20年1月30日、総合科学技術会議]</ref>。適切な条件下で利用すれば[[省エネルギー]]や[[温暖化ガス]]の排出量削減可能とすであり、[[地球温暖化への対策]]技術の一つにも挙げられてい<ref name="IPCC_AR4">[http://www.ipcc.ch/publications_and_data/ar4/wg3/en/ch6s6-4-16.html IPCC AR4, 6.4.16 Summary of mitigation options in buildings]</ref>
 
== 原理 ==