「フルボ酸」の版間の差分

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出典論文ほか
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== 化学成分 ==
フルボ酸の[[E4/E6比]](400nmにおける吸光度と600nmにおける吸光度の比)はフミン酸より高い。
 
市販されている「フルボ酸」を謳うサプリメント類の多くは、フルボ酸を含有するだけの粗生成物であり、多糖、フェノール性物質、たん白質などの非腐植物質を多く含有すると推定される。
 
自然界では多くの金属と錯体を形成しするが、鉄との錯体はフルボ酸鉄となり海洋への鉄分の移動の大きな部分を占める<ref>長尾誠也 {{PDFlink|[http://www.chikyu.ac.jp/AMORE/2003.4FS/nagaoAmur.pdf 河川を通しての陸から海への物質輸送 —腐植物質の特性と錯形成能 —]}}</ref>と共に、植物(含む、植物性プランクトン)の生長を促進する効果を示するデータがある<ref>[http://www.jstage.jst.go.jp/article/jswe/16/10/16_690/_article/-char/ja 臼井 恵次, 岸野 拓男, 東 俊雄, 進藤 晴夫, 丸本 卓哉, (1993) 湖沼堆積物中から抽出されたフルボ酸のXAD樹脂吸着による分画と錯化能力] 水環境学会誌, 16, 690-69</ref>が、動物に対する科学的なデータは不足している。
フルボ酸の[[E4/E6比]](400nmにおける吸光度と600nmにおける吸光度の比)はフミン酸より高い。
 
== 関連項目 ==
*[[フミン質]]
*[[フミン酸]]
 
== 脚注 ==
{{Reflist}}
 
== 外部リンク ==
* [http://www.ihss.gatech.edu/ International Humic Substances Society]
* [http://www.research.kobe-u.ac.jp/ans-soil/jhss/ 日本腐植物質学会]
* [http://www.jstage.jst.go.jp/article/jswe/17/9/17_596/_article/-char/ja 臼井 恵次, 進藤 晴夫, 丸本 卓哉, 岸野 拓男, (1994) 湖沼堆積物から抽出したフルボ酸によるリン酸カルシウムからのリンの溶出] 水環境学会誌, 17, 596-599
 
[[Category:有機酸|ふるほさん]]