「名鉄8800系電車」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
28行目:
1・3号車の先頭部分に中2階の展望室があった。[[列車便所|トイレ]]と[[洗面器#洗面台・洗面所|洗面所]]が2号車に、[[清涼飲料水]][[自動販売機]]が3号車にそれぞれ設置されていた。また、[[発光ダイオード|LED]]式の旅客案内表示装置が区画ごとに設けられていた。
 
定期列車に用いられる8801 - 8805編成の座席は、1・3号車に展望席が4列16人分<ref>旅客案内ではパノラマ席と呼ばれる。2次車は登場時シートピッチの狭い5列20人分で最前席のみ幅広であったが、一般特急化の際に1次車と同じ4列へ改装された。</ref>、4人用と2人用のセミコンパートメント席が各3区画18人分(いずれも向かい合せ固定座席、2次車8805編成以降は2人用の区画がなく回転リクライニングシート)、窓に背を向けて座る「サロン席」が6人用2区画12人分あった。また、2号車はキハ8500系と同型の[[鉄道車両の座席#クロスシート|リクライニングシート]]が16列並ぶ通常の特急列車仕様の座席だが、下記の理由で4箇所側窓に面していない席があった。客扉が1か所のみのため、座席数は62名分で「特別車」では最も多かった。また4人用・2人用セミコンパートメント席の衝立ガラスのデザインが1次車と2・3次車とで異なっていた<ref>1次車は透明ガラスに白の柄入り、2・3次車は半透明ガラスに加工を施したもの。</ref>。
 
団体用となっている8807編成の2号車サ8850形は、4人用と2人用のセミコンパートメントがあり、室内の一部が[[ロビーカー|ラウンジ]]になっていた。ラウンジの[[テレビ受像機|テレビ]]では[[衛星放送]]の受信も可能であった。また、1・3号車には上記の設備に加えて6人用のコンパートメントも設けられていた。