「内閣官房長官」の版間の差分

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マスコミ報道等では[[内閣総理大臣]]と並んで[[国民]]に対する露出度(認知度)が高い重要ポストである。首相の側近が任命されることが多く、首相の懐刀、総理の女房役ともいわれる。[[自由民主党 (日本)|自由民主党]]内閣時代は総裁派閥(首相の出身派閥)から任命される事例が多かった。
 
報道において、「政府首脳」という言葉は慣例的に内閣官房長官を指す。これは取材記者との懇談など公式ではない発言([[オフレコ]])などについてもちいられる表現である。
 
また、国政の運営上必要な場合、[[内閣官房報償費]]を内閣官房長官の判断で支出できる。
 
[[2000年]]4月以降は[[内閣総理大臣臨時代理|内閣総理大臣臨時代理予定者]]第1位に指定されている(別に[[副総理]]がいる場合は内閣総理大臣臨時代理予定者第2位に指定されている)。危機管理を担当している閣僚としてさまざまな危機に対応しなければならないため、基本的に官邸にすぐに駆け付けることができる体制が望ましいとされており、[[外遊|海外訪問]]がほとんどできないポストとされている<ref>{{Cite journal|和書|year=2009|month=10|title=全大臣からの挨拶・後編|journal=鳩山内閣メールマガジン|issue=2|publisher=首相官邸|url=http://www.mmz.kantei.go.jp/jp/m-magazine/backnumber/2009/1015mg/index.html|accessdate=2010-06-10}}</ref><ref>{{Cite news|url=http://www.asahi.com/politics/update/0216/TKY201002160187.html|title=官房長官、一時東京離れる? 本人は「コメントしない」|newspaper=[[朝日新聞]]|date=2010-02-16|accessdate=2010-06-09}}</ref>、[[外遊|海外訪問]]がほとんどできないポストとされている<ref>内閣官房長官の外遊の例としては野坂浩賢の1995年9月の外遊や
福田康夫の2003年9月の外遊<!--訪中-->がある</ref>。
 
中央省庁の再編以降も逐次執られた官邸機能の強化によって、官房長官の権限もその都度強まっている。重大な懸案の解決に当たっては官房長官の調整能力が成否を分けるとされ、内閣の要ともいわれる。また、近年ではベテランの大物政治家が就任することも多く、将来の首相候補者の[[登龍門]]的なポストになっている。