「荘園 (日本)」の版間の差分

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荘園が消滅した後も、その名残として[[庄屋]]の職名や○○荘(庄)などの地名が存続した。また、近代に入ると、荘園に関する学術的な研究の進展も見られ、[[1933年]]には『[[荘園志料]]』が編纂されたほか、[[石母田正]]らによる[[伊賀国]][[黒田荘]]の研究は良く知られている。
 
更に[[20世紀]]末期頃から、かつて荘園だった史実がその地方の[[アイデンティティ]]を形成する事例が増え始めている。例えば、[[大分県]][[豊後高田市]]の'''[[田染荘]]'''(たしぶのしょう)では、中世前期の荘園景観が残存している全国でも珍しい地区であり、このことを核として地域振興に取り組んでいる。そうした意味で、荘園が現代に復活しつつあると言えるだろう
 
== 関連項目 ==