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'''リチャード・ローティ'''('''Richard Rorty ''',[[1931年]][[10月4日]] - [[2007年]][[6月8日]] )は、[[アメリカ合衆国|アメリカ]]の[[哲学者]]。[[スタンフォード大学]]で哲学や比較文学の教鞭をとった。[[プラグマティズム]]の方法を発展させ、[[ネオプラグマティズム]]の立場から、[[分析近代哲学の再検討を通じて「哲学]]など批判終焉」試みる論じたまた哲学のみならず、[[政治学]]、[[経済学]]、[[社会学]]、アメリカ文化などの論壇で活躍。現代アメリカを代表する哲学者である。プラグマテイズムの代表者[[ジョン・デューイ]]や、[[トーマス・クーン]]、[[ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタイン]]らの影響を受ける。日本においても、近年注目されている。
 
[[2007年]][[6月8日]]、[[膵臓がん]]による合併症で[[カリフォルニア州]]の自宅で死去。75歳。
 
==思想==
哲学者としてのローティの思想はその独特な哲学史の見解で知られている。ローティの著作『[[哲学と自然の鏡]]』では近代哲学に一貫して見られる伝統に注目している。それはデカルトに始まりカントによって体系化された哲学における認識論の伝統であり、それは真理に到達するために依拠できる確実な知的基礎を確立するための試みであった。そしてハイデガーやウィトゲンシュタイン、デューイ、フーコー、クワインなどの現代の哲学者による攻撃はこの認識論的な哲学の伝統に対する批判であったと考える。そしてローティは近代哲学の認識論的な伝統を批判することは必ずしもそれを克服することではないことを問題視し、そのような伝統に基づいた哲学については「哲学の終焉」を主張する。そして新たな哲学の指針として知識や文化を基礎付けるような認識論の伝統を使わない哲学的解釈学の可能性を示唆している。これは哲学の歴史の中で中心的な主題であった真理という問題を研究することは有益ではないことを認め、ポスト哲学的文化としてあらゆる種類の言説を相対化する文化へと移行することを意味している。このようなローティの考え方は現代のプラグマティズムの哲学に根ざしたものであり、ポスト哲学的文化が到来したとしても哲学そのものが消滅することはない。
 
== 著作 ==
3,372

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