「ヒートポンプ」の版間の差分
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[[画像:Heatpump.svg|thumb|気体液化ヒートポンプのしくみ。<br/>1:凝縮器、2:膨張弁、3:蒸発器、4:圧縮機<br/>赤が高温、青が低温。]]
*[[気化熱]]+[[凝縮熱]]
[[冷蔵庫]]、[[冷凍庫]]、[[エアコン]]等
熱媒体を用いるヒートポンプによる熱移動では可逆(逆の順番も可能)な発熱現象と吸熱現象を共に利用する。冷暖房では、熱媒体を[[減圧]]する事により周囲より温度を下げ室内(冷房時)または屋外(暖房時)の空気から[[吸熱]]させる。周囲から吸熱した熱媒体を[[加圧]]することにより温度を上げ、屋外(冷房時)または室内(暖房時)の空気に対して[[発熱]]させる。熱媒体となる[[流体]]を連続的に循環させることが多い。
*[[格子振動]]
[[ペルティエ素子]]等の[[半導体]]を用いたヒートポンプ機器では電流を[[熱電素子]]に流すことにより素子内部に格子振動を人工的に引き起こして熱移動を行う。主に精密な温度管理が求められる医療用機器や小型の冷温庫に用いられる。
*[[熱伝導]]+気化熱
パイプライン下の永久凍土の溶解防止のため基礎部分に設置されている[[ヒートパイプ]]は熱伝導性の高い材料で作られたパイプの中に揮発性の液体を封入し、熱伝導に加え気化熱により高温部から低温部へ熱移動を行う
==種類==
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