「パスカリス2世 (ローマ教皇)」の版間の差分

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| 没地 = [[神聖ローマ帝国]][[教皇領]][[ローマ]]
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'''パスカリス2世'''(Paschal II、生年不詳 - [[1118年]])は、第160代[[ローマ教皇]](在位[[1099年]] - [[1118年]])。
 
[[1099年]]、[[サンタ・マリア・デル・ポポロ教会]]を建てた。[[伝説]]によると、この場所には、[[ローマ皇帝]][[ネロ]]を埋葬する[[ドミティアヌス]]家の墓があり、そこに生えていた[[クルミ]]の木に、[[悪魔]]が住みついていると人々に恐れられていた。パスカリス2世は、夢に現れた[[聖母マリア]]のお告げ通りにクルミの木を切り倒し、ネロの遺体を焼いて遺灰を[[テヴェレ川]]に流したところ、悪魔は現れなくなったという。その事を感謝して、パスカリス2世が市民に呼びかけ、聖母マリアに捧げる[[教会]]を建てたと言われる。
 
また、[[カンタベリー大司教]][[アンセルムス]]と[[聖職叙任権]]をめぐって対立していた[[イングランド]]国王[[ヘンリー1世]]が、聖職叙任権を認めることを求めた際に、これを拒否した。