「パキスタン」の版間の差分

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→‎国名: パーキスターン、P, A, K, S, TAN
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日本語の表記は'''パキスタン・イスラム共和国'''。通称は'''パキスタン'''。
 
国名「パキスタン」は、[[ペルシア語]]起源の言葉で「清浄な国」を意味するパーキスターン('''پاکستان''' Pākistān、「パーク」がペルシア語で「清浄な」を意味、~イスターンについてはこちら→「[[スターン (地名)|スターン]]」)に由来するとともに、パキスタンを構成する五大地域である[[パンジャーブ]]の'''P'''、北西辺境州(現[[カイバル・パクトゥンクワ州]](旧・北西辺境州)に住む[[パシュトゥーン人|アフガーン]]人の'''A'''、[[カシミール]]の'''K'''、[[シンド]]の'''S'''、[[バローチスターン州|バローチスターン]]の'''TAN'''を表すともされる。パキスタンの名は、英領インドの独立運動の中で[[ムハンマド・アリー・ジンナー]]らが提唱した[[ムスリム]](イスラム教徒)多数地域の分離独立要求において、将来樹立されるべき国家の名として採用され、[[1947年]]の独立とともに正式な国名となった。
<ref>旅行者がパキスタンを省略して「パキ」と呼ぶ事があるが、これは誤用であるとの指摘がある。アフガニスタン(アフガン)やキルギズスタン(キルギス)などの場合には、それらの国名が、「土地・国」を意味する「(イ)スターン」(ペルシア語 ا)ستان) )に民族呼称を冠することで成り立っている以上、「(イ)スターン」を省略して呼ぶことじたいはとくに問題をまねかない。だがパキスタンの場合には、上記の中央アジア諸国の場合とは異なり、「パキ」(パーク)は一般名詞(ペルシア語 پاک :「清浄な」の意)であるため、人(個人・人間集団)を指す略称としては適さないとの趣旨である。
さらに、「パキ(Paki)」という言葉は、主に英語圏において[[差別語]]として用いられる用法があるとの指摘もある。すなわち、パキスタン(およびインドやバングラデシュなど南アジア諸国)出身の移民を指して、侮蔑的に用いる用法があるとのことである。だとすれば、たとえ当人に差別的な意図が無くとも、そのような言葉を口にすることで無用のトラブルをまねく可能性がある。言葉の誤用がじっさいに誤解をまねいたとおぼしき事例については、次の報道記事を参照。