「大字 (数字)」の版間の差分

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空欄は一般に大字を使用しないことを表す。日本の法令で定められているのは'''壱'''、'''弐'''、'''参'''、'''拾'''のみである
空欄は一般に大字を使用しないことを表す。日本の法令で定められているのは'''壱'''、'''弐'''、'''参'''、'''拾'''のみである<ref>[http://law.e-gov.go.jp/htmldata/T11/T11F03401000043.html 大正十一年大蔵省令第四十三号(会計法規ニ基ク出納計算ノ数字及記載事項ノ訂正ニ関スル件)] 第一条: 会計法規ニ基ク出納計算ニ関スル諸書類帳簿ニ記載スル金額其ノ他ノ数量ニシテ「一」、「二」、「三」、「十」、「廿」、「卅」ノ数字ハ'''「壱」、「弐」、「参」、「拾」、「弐拾」、「参拾」ノ字体ヲ用ユヘシ'''但横書ヲ為ストキハ「アラビア」数字ヲ用ユルコトヲ得</ref><ref>[http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S22/S22F00501000094.html 戸籍法施行規則] 第三十一条 2: 年月日を記載するには、'''壱、弐、参、拾の文字を用いなければならない。'''</ref><ref>[http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S26/S26F03401000020.html 小切手振出等事務取扱規程] 附則 (昭和四〇年四月一日大蔵省令第二〇号) 2: 小切手の券面金額は、当分の間、所定の金額記載欄に、漢数字により表示することができる。この場合においては、「一」、「二」、「三」及び「十」の字体は、それぞれ'''「壱」、「弐」、「参」及び「拾」の漢字を用い'''、かつ、所定の金額記載欄の上方余白に'''当該金額記載欄に記載の金額と同額をアラビア数字で副記'''しなければならない。</ref><ref>[http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S39/S39F03201000023.html 商業登記規則] 第四十八条 2: 金銭その他の物の数量、年月日及び番号を記載するには、「壱、弐、参、拾」の文字を用いなければならない。ただし、横書きをするときは、[[アラビア数字|アラビヤ数字]]を用いることができる。</ref>。現在の[[日本銀行券]]には「[[千円紙幣|千円]]」、「[[二千円紙幣|弐千円]]」、「[[五千円紙幣|五千円]]」、「[[一万円紙幣|壱万円]]」と書かれている。萬は非公式には使われることもある。伍は[[麻雀牌]]の標記以外の商取引などで使われる場合は少ない。中国と異なり、日本では〇に対する大字が零というわけではない。
<ref>[http://law.e-gov.go.jp/htmldata/M41/M41HO053.html 公証人法] 第三十七条第三項 数量、年月日及番号ヲ記載スルニハ'''壱弐参拾ノ字ヲ用ウヘシ'''</ref>
<ref>[http://law.e-gov.go.jp/htmldata/T11/T11F03401000043.html 大正十一年大蔵省令第四十三号(会計法規ニ基ク出納計算ノ数字及記載事項ノ訂正ニ関スル件)] 第一条: 会計法規ニ基ク出納計算ニ関スル諸書類帳簿ニ記載スル金額其ノ他ノ数量ニシテ「一」、「二」、「三」、「十」、「廿」、「卅」ノ数字ハ'''「壱」、「弐」、「参」、「拾」、「弐拾」、「参拾」ノ字体ヲ用ユヘシ'''但横書ヲ為ストキハ「アラビア」数字ヲ用ユルコトヲ得</ref>
<ref>[http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S22/S22F00501000094.html 戸籍法施行規則] 第三十一条 2: 年月日を記載するには、'''壱、弐、参、拾の文字を用いなければならない。'''</ref>
<ref>[http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S26/S26F03401000020.html 小切手振出等事務取扱規程] 附則 (昭和四〇年四月一日大蔵省令第二〇号) 2: 小切手の券面金額は、当分の間、所定の金額記載欄に、漢数字により表示することができる。この場合においては、「一」、「二」、「三」及び「十」の字体は、それぞれ'''「壱」、「弐」、「参」及び「拾」の漢字を用い'''、かつ、所定の金額記載欄の上方余白に'''当該金額記載欄に記載の金額と同額をアラビア数字で副記'''しなければならない。</ref>
<ref>[http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S39/S39F03201000023.html 商業登記規則] 第四十八条 2: 金銭その他の物の数量、年月日及び番号を記載するには、「壱、弐、参、拾」の文字を用いなければならない。ただし、横書きをするときは、[[アラビア数字|アラビヤ数字]]を用いることができる。</ref>。
現在の[[日本銀行券]]には「[[千円紙幣|千円]]」、「[[二千円紙幣|弐千円]]」、「[[五千円紙幣|五千円]]」、「[[一万円紙幣|壱万円]]」と書かれている。萬は非公式には使われることもある。伍は[[麻雀牌]]の標記以外の商取引などで使われる場合は少ない。中国と異なり、日本では〇に対する大字が零というわけではない。
 
大字を用いる時は一般に[[数詞]]を用い、[[アラビア数字]]のような[[位取り記数法]]は用いない。また通常は言わない「壱」を明記することがある。例えば 110 は、「壱壱〇」と書くのではなく「百拾」または「壱百壱拾」と書く。