「タニノボリ科」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
m編集の要約なし
茴香 (会話 | 投稿記録)
m typo
1行目:
{{生物分類表
|名称 =タニノボリ科 [[w:Balitoridae|Balitoridae]]
|色 = pink
|画像=[[画像:Beaufortia kweichowensis.jpg|200px]]
11行目:
|上目 = [[骨鰾上目]] [[w:Ostariophysi|Ostariophysi]]
|目 =[[コイ目]] [[w:Cypriniformes|Cypriniformes]]
|科 = ''''タニノボリ科''' [[w:Balitoridae|Balitoridae]]}}
 
'''タニノボリ科'''は、[[コイ目]]に属する科で、[[タニノボリ亜科]]、[[フクドジョウ亜科]]が含まれる。フクドジョウ亜科はかつてドジョウ科に含められ、日本では現在でもドジョウ科に含む事があるが、ウェーベル氏器官の形態上の特徴から、現在ではタニノボリ亜科と併せて単系統群を構成するとみられている。現在は、両亜科合わせて59属590種で構成されているが、未発見の種も多く、実際は定かではない。どちらの亜科も、ユーラシア地域に広く分布し、日本には、[[ホトケドジョウ]]などが生息する。
23行目:
 
== タニノボリ亜科 ==
29属170種。口ヒゲは3対以上。鰓の開口部が小さい種類がある。胸鰭・腹鰭など[[対鰭]]が水平に拡大し、吸盤のような働きをする。インドから東南アジアにかけての山岳地帯の渓流に分布し、流れの速い河川での生活に適応している。頭部が平たくつぶれ、南アメリカに住む[[プレコ]]とよばれるナマズ目魚類に似ることから、タニノボリ類もプレコの名で呼ばれることがある。外後頭骨は分離し、間舌骨を欠く。アクアリウムでは、[[チャイナバタフライ]]''Beaufortia kweichowensis''や、[[ホンコンプレコ]]''Pseudogastromyzon myersi''、[[ボルネオプレコ]]''gastromyzon citulus''などがコケ駆除のための[[タンクメイト]]として導入されることがあり、[[熱帯魚]]とともに日本にも輸入され、販売されている。飼育者の間では、渋い体色と愛らしい動作で人気があり、愛好家が水槽内での繁殖も成功させている。
* ''Balitora'' 属
* ''Beaufortia''属