「越智一裕」の版間の差分

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スタジオNo.1出身。16歳にしてアニメーターデビューを果たした。
 
[[金田伊功]]から直接の指導を受けた最後の弟子筋世代。原画マンとして頭角を現した『[[六神合体ゴッドマーズ]]』においては[[アニメージュ]]での同作の特集の際、所属していたスタジオNo.1が原画を担当した回のシャープな作画が同じくスタジオZ系の流れを汲むスタジオZ5の力強い作画と比較される形で「No.1アクション」と称され、[[鍋島修]]や[[山下将仁]]と共にその作画を担う若手アニメーターとして紹介された。これを気に知名度が上昇し、メカ・アクション作画のみならず美形キャラや美少女キャラの描写でも人気を得る。演出家デビューは『[[魔境伝説アクロバンチ]]』の第11話で、《南波一》名義で作画監督も担当した。<!--アニメージュでは前述の通り『ゴッドマーズ』以降クローズアップしていた(ちなみに同誌は一時期、越智に次号予告ページのイラストも依頼していた)越智の演出デビューという事もあってか、-->放送直後に特集を組んで紹介。越智の手による書き下ろしイラストも掲載するなど、かなり気合の入った記事となっていた。
ちなみに同誌は一時期、越智に次号予告ページのイラストも依頼していた。
 
以後アニメーター・演出家としての活動と平行して[[徳間書店]]のモーションコミックで『ひらきなおってマイヒーロー』を発表するなど、漫画家としても活躍。同作は、第1話(読み切り作品だった第1話は巨大ロボットを操縦するヒロインとその整備士である主人公の恋愛模様を描いたラブコメものだったが、当時越智がテレビ特撮『[[宇宙刑事シャリバン]]』に熱中していた事から、連載となった第2話(この回より連載開始)より主人公が宇宙刑事の様なスーツを装着するヒーロー・宇宙戦士ギャリバンとなって、悪の組織と戦うというヒーローものに方向転換。ストーリーにはメタフィクション的要素も盛り込まれるなど、ただのパロディに終わらない工夫がなされていた。またこの当時、越智はギャリバンのスーツを自身でプロの造形師に発注して制作している。
 
『シャリバン』への傾倒はアニメの仕事にも現れており、演出と作監を担当した『[[プラレス3四郎]]』第16話におけるアクションシーンでのレイアウト設計には『シャリバン』にローテーション参加した演出家・小笠原猛監督の影響がある事を、放送当時のアニメ雑誌で越智自身が語っている。またヒーローものへの思い入れは[[OVA]]『学園特捜ヒカルオン』で結実。自身で脚本から作画まで担当し、音楽面においても『宇宙刑事』シリーズと同じく劇伴は[[渡辺宙明]]、主題歌は[[串田アキラ]]とする事に強く拘った。また、アイキャッチには実写が使われているが、はここで写に登場するのは先述のギャリバンで、スーツアクターは越智自身である。
 
1990年前後からアニメ業界を離れ、[[日本テレネット (ゲーム会社) |日本テレネット]]に入社してゲーム業界を活動のフィールドとする。代表作は、キャラクターデザインやビジュアルなどをPC版から家庭用ゲーム機への移植版に至る全作で担当したRPG『デスブリンガー』、企画から担当した『コズミックファンタジー』シリーズなど。
 
1995年頃にアニメ業界へ復帰。以降は演出家としての活躍が主となる。アニメ業界を離れる以前はアクションものやマニア向けの作品が多かったのに対し、復帰後は低年齢層向けの作品でもその実力を発揮している。その一方で、かつてアクションアニメーターとして培ったテイストやマインドを上手く作品に盛り込むという器用さを見せる。監督を務めた『ポポロクロイス』第6話においては師匠の金田が《戸隠伊助》名義で絵コンテを担当し、越智が演出。加えてかつてのスタジオZ/No1系アニメーターと、金田をリスペクトするアニメーターの参加で往年のロボットアニメを髣髴とさせる作画となった。
 
== 主な作品 ==
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