「共産貴族」の版間の差分

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横浜大塚 (会話 | 投稿記録)
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[[所得]]そのものは一般労働者とは格段の[[経済格差|格差]]は無かったが、外貨専門店の利用権や、[[別荘]](ソ連の場合は[[ダーチャ]])の貸与などの形での多くの特権が与えられた。また、多くの裁量権を有していることから[[賄賂]]や[[横領]]などで不正に蓄財していた。ソビエト連邦では[[ロシアン・マフィア]]、中華人民共和国では[[黒社会|チャイニーズ・マフィア]]とつながりがある。ソ連で代表的だった疑獄事件としては、[[ブハラ事件]]、[[ウズベク綿花事件]]、[[チュルバノフ事件]]等があげられる。
 
このような現象は、[[ソビエト連邦]]、[[中華人民共和国]]や[[朝鮮民主主義人民共和国|北朝鮮]]といった[[一党独裁]]国家にみられる。例えば[[金正日]]は[[スイス銀行]]に多額の預金を隠し持っている。近年の中華人民共和国でも役人による[[汚職]]が多発している。[[ソ連崩壊]]後も彼らの多くは特権と人脈を生かして新興財閥([[ロシアの新興財閥|オリガルヒ]])を築き、経済混乱のどさくさに紛れてさらなる巨万の利益を得ている。その方法は非合法であることが少なくない。
 
==関連項目==