「ルノホート1号」の版間の差分

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==概要==
ルノホート1号は、凸状の大きな蓋がついた8つの独立駆動するタイヤを備えた[[たらい]]のような形の月面車である。長さは2.3mである。ルノホートは円錐型のアンテナ、高指向性の[[ヘリカルアンテナ]]、4つのテレビカメラ、月の土壌の密度や力学特性を試験するために月面に衝突させられる特殊な拡張性装置を備えていた。またX線分光計、[[X線望遠鏡]]、[[宇宙線]]検出器、[[レーザー]]装置も備えていた。蓋の下側には、月の昼間に[[太陽電池]]で再充電を行うバッテリーを積み、動力源としていた。真空の中を進むために、[[フッ化物]]でできた特別な潤滑油が用いられ、電気モーターは気圧を保った容器の中に収められた<ref>SVT2, ''Vetenskapens värld'', "Den ryska månbilen", 080211[http://www.svt.se/svt/jsp/Crosslink.jsp?d=32313&a=1049140&lid=is_search527895&lpos=0&queryArt527895=m%E5nbil&sortOrder527895=0&doneSearch=true&sd=47225&from=siteSearch&pageArt527895=0]</ref><ref>[http://www.synlube.com/moon.htm Synlube Lube-4-Life (Moon applications)]</ref>。月の夜間には、蓋は閉じ、[[ポロニウム]]210[[放射性同位体]]ヒーターで内部を活動温度まで温める。ルノホートは、月面上で月の3日間(地球の時間で約3ヶ月間)働くように設計されていたが、実際には、月の11日間も作動した。
 
==打上げと軌道==