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[[ファイルFile:Charon by Dore.jpg|thumb|right|200px|地獄の渡し守カロン、[[ギュスターヴ・ドレ]]『神曲』挿画より]]
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'''カロン'''('''カローン'''、'''{{Lang|el|Χάρων}}''', ''Charon'')は、[[ギリシア神話]]に登場する[[神]]に準ずる存在で、[[冥府]]の河[[ステュクス]](憎悪)あるいはその支流[[アケロン]](悲嘆)の渡し守。[[エレボス]](闇)と[[ニュクス]](夜)の息子。
[[ファイル:Charon by Dore.jpg|thumb|地獄の渡し守カロン、[[ギュスターヴ・ドレ]]『神曲』挿画より]]
'''カロン'''('''カローン'''、'''{{Lang|el|Χάρων}}''', ''Charon'')は、[[ギリシア神話]]に登場する[[神]]に準ずる存在で、[[冥府]]の河[[ステュクス]](憎悪)あるいはその支流[[アケロン]](悲嘆)の渡し守。[[エレボス]](闇)と[[ニュクス]](夜)の息子。
 
櫂を持ち襤褸を着た長い髭の無愛想な老人で、死者の霊を小舟で彼岸へと運んでいる。渡し賃は1オボロスとされ、[[古代ギリシア]]では死者の口の中に1オボロス銅貨を含ませて弔う習慣があった。1オボロスを持っていない死者は後回しにされ、200年の間その周りをさまよってからようやく渡ることができたという。
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* [[ヘラクレス]]
* [[ロバート・A・ハインライン]] - 1950年発表のSF作品「月を売った男(The Man Who Sold the Moon)」では、月に焦がれ月旅行を夢見つつ、死ぬ直前まで月への渡航がかなわなかった大金持ちの主人公を、最後の最後に違法に月に送り届ける海賊宇宙船が「カロン(翻訳によってはシャロンと表記される)」と命名されていた。
 
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[[Category:ギリシア神話の神]]
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[[ar:خارون]]