「宥清寺」の版間の差分

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[[画像:Yuseiji miei shomen.jpg|thumb|240px|right|伝日法作]]
*木造日蓮坐像(重要文化財・平成元年6月12日指定)- 鎌倉時代の作。像高47.6cm。日蓮の肖像彫刻としては最古のものの1つ。寺伝では中老僧[[日法]]が刻し、日弁により上総の[[鷲山寺]]より青柳山本門寺へ遷座されたとされる。
*平成元年7月号の『月刊文化財』には、「檜材を用いた寄木造で、両眼に水晶製の玉眼を嵌入、表面は全面に布を貼り、サビ漆で地固めし、黒塗漆の上賦彩。袈裟や横被の牡丹・菊花唐草文や羯磨・輪宝文は胡粉盛上金箔押しとしている。その堅実な技法や丁重な賦彩は明らかに都での制作を物語っており、安定感のある姿態の造形、着衣の自然な処理などに鎌倉期造像の特色が認められるが、その張りのある面貌表現には祖師像としての理想化の傾向があらわれており、鎌倉時代も末期の作とみるのが妥当であろう。」(P14~15)と解説している。
 
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