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→‎歴史: スペイン軍騎兵の小銃装備は16世紀中葉から始まってます
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日本における騎兵の担い手となった[[武士]]もおしなべて重騎兵であったが、[[平安時代|平安]]後期から[[鎌倉時代]]にかけての彼らは騎射をよく行う特異な重騎兵であった。
 
近世に入ると、ヨーロッパでは[[火器]]の発達により重装の槍騎兵は廃れたが、小型の火器を活用するようになった騎兵は依然として一線で活躍した。スペインとポーランドを除いた西欧諸国やオスマン帝国、明では16世紀末までに(明では1610年代から20年代にかけ)騎兵は騎兵銃またはピストルとサーベルを装備することになった。<ref>学研 歴史群像グラフィック戦史シリーズ 戦略戦術兵器事典3 ヨーロッパ近代編p80</ref>この時代の重騎兵は胸甲(キュイラス)を身にまとっていたことから[[胸甲騎兵]](キュイラシェ)と呼ばれ、崩れかけた敵陣を突撃によって粉砕するといった役割を負った。
また、[[グスタフ2世アドルフ (スウェーデン王)|グスタフ・アドルフ]]や[[フリードリヒ2世 (プロイセン王)|フリードリヒ大王]]らによって、[[歩兵]]、[[砲兵]]との組み合わせる近代的な騎兵の運用方法が工夫された。