「チェチェン・イチケリア共和国大統領」の版間の差分

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'''チェチェン・イチケリア共和国大統領'''(チェチェン・イチケリアきょうわこくだいとうりょう)は、[[チェチェン]]分離独立派が独立国家であると自称する国際的に未承認の'''[[チェチェン・イチケリア共和国]]'''の[[国家元首]]。[[1999年]]の[[第2次チェチェン戦争]]勃発までは、[[ロシア連邦]]主体の[[チェチェン共和国]]大統領に一致する
 
== 概要 ==
過去、大統領3人が在任中に、1人が退任後、ロシア当局により[[暗殺]]されている。大統領死亡時は、副大統領が大統領職を継承する。
チェチェン・イチケリア共和国は、初代大統領ジョハル・ドゥダエフの一方的な[[ソ連邦]]からの[[独立]]と建国宣言により建国されたが、これを阻止しようとする[[ロシア連邦]]との間で勃発したのが[[第一次チェチェン紛争]]である。[[ロシア連邦の地方区分|ロシア連邦構成主体]]の[[チェチェン共和国]]を事実上の領土として統治していたが、[[第二次チェチェン紛争]]中の2000年に首都としていた[[グロズヌイ]]が[[ロシア連邦軍]]により陥落させられたことで、以降は「国家」の統治者としての実体を失い対ロシア武装勢力のリーダーとしての特徴が強まった。第二次チェチェン紛争終結までに4人の大統領がロシア当局により[[暗殺]]されている。大統領死亡時は副大統領が大統領職を継承する。
 
第2次チェチェン戦争中の2000年に首都としていた[[グロズヌイ]]陥落したので、それ以降は政府としての実体を失い武装勢力化している。
2007年、第5代大統領[[ドク・ウマロフ]]は北カフカースの広域を支配する'''[[カフカース首長国]]'''の創設を宣言、チェチェンをその一地方(ウィラーヤ)である「Noxçiyçö-Içkeriya」へと改称した。チェチェン・イチケリア共和国の中には彼に従わず共和国の勢力を継承した活動を続ける者もいるが、ウマロフは[[アミール]](首長)への就任を宣言し戦闘を続けている。
 
== 歴代大統領 ==