「金星 (相撲)」の版間の差分

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休場場所などを考慮せず、単純に「金星配給数÷横綱在位場所数」で見た時、年6場所制移行10場所以上在位の横綱で「金星配給率」のもっとも高いのは[[栃ノ海晃嘉]]。在位17場所で33個配給は一場所平均約1.94個になる。[[花田勝|若乃花勝]]の在位11場所で18個配給、一場所平均約1.63個がこれに続く。どちらも軽量の技巧派横綱として期待されての昇進だったことを思うと、この面では皮肉な結果だったことになる。昭和以降年6場所制以前の横綱の中では[[男女ノ川登三]]の在位12場所で22個、一場所平均約1.83個、[[宮城山福松]]の在位18場所(うち出場17場所)、一場所平均1.71個(出場場所数で算出)が、目を引く。
 
逆に金星の少なかった横綱としては戦前の[[玉錦三右エ門]]と、戦後の[[玉の海正洋]]という二所一門の先輩後輩が双璧。玉錦は在位12場所で金星4個、一場所平均約0.333個、玉の海は在位10場所金星3個で一場所平均は0.3個、ともに3場所に1個金星を与えるかどうかだった。この二人はともに横綱在位中の現役死だったためもあるが、[[大鵬幸喜]](在位58場所、金星28個、一場所平均約0.482)や[[千代の富士貢]](在位59場所、金星29個、一場所平均約0.491個)といった大横綱でも、この面では彼らには一歩及ばない。しかし20102011111月場所現在、[[白鵬翔]]は在位2122場所に対し5個(豊ノ島・稀勢の里・安美錦・翔天狼・稀勢の里)しか配給しておらず、少ないペースで進んでいる。
 
面白い記録として、横綱在位数=金星配給数となる金星配給率1の横綱が昭和以降で3人だけいる。[[東富士欽壹]](在位20場所、金星20個)、[[佐田の山晋松]](在位19場所、金星19個)、そして[[双羽黒光司]](在位8場所、金星8個)である。