「Honda IMAシステム」の版間の差分

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NSX GT-1 96 (会話 | 投稿記録)
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Honda IMAシステム(以下IMAと記述)は、[[ガソリンエンジン]]と[[電動機|電気モーター]]の双方の動力源を持ち、[[ハイブリッド]][[システム]]の種類としては、エンジンとモーター両方が並行して駆動する、[[ハイブリッドカー#機構|パラレル型]]に分類される。[[電力]]は、自動車の制動、巡航運転時に発生するエネルギーを回生、余剰エネルギーをモーターが[[発電機]]となって回収し、[[バッテリー]]に[[充電]]するため、充電する作業は必要としない。エネルギー補給は[[ガソリン]]の給油のみである。
 
主動力源はエンジンであり、モーターは必要に応じてアシストし、エンジンのトルクが不足する状況時にモーターが駆動しトルクが増大される。発進時や加速時などで余剰トルクが不要になり、燃費が改善できるようになった。停車時に作動する[[アイドリングストップ|オートアイドルストップシステム]]と、IMAに採用されているエンジンの低燃費性能により燃費が向上し、フライホイールの役目をなす薄型ローターと一体化したモーターが動的に負荷変動を吸収するため、エンジンの回転は滑らかなものとなっている。
 
当システムは、日本では[[ホンダ・インサイト|インサイト]]、[[ホンダ・シビックハイブリッド|シビックハイブリッド]]、[[ホンダ・CR-Z|CR-Z]]、[[ホンダ・フィットハイブリッド|フィットハイブリッド]]、北米では更に[[ホンダ・アコードハイブリッド|アコードハイブリッド]]に採用された。