「アリゴ・サッキ」の版間の差分

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ミランの監督に就任したサッキは早速、新しい戦術を模索する。まず[[カルチョ]]伝統の[[カテナチオ]]を否定し、4人のDFの選手をフラットに並べる、という守備面に見ることができる。DFからFWまでの距離を広げず中盤をコンパクトにし、そこでプレッシングをかけてボールを奪い、高いポジションから攻めに出るというものだった。攻守両面において、非常に高い運動能力とスタミナ、献身的な精神、高い技術が必要だった。しかしサッキには、戦術を浸透させるための時間があり、ACミランにはそれに応えられる[[フランコ・バレージ]]、[[パオロ・マルディーニ]]に加え、オランダ人トリオ[[フランク・ライカールト]]、[[マルコ・ファンバステン]]、[[ルート・フリット]]といった有能な選手が在籍していた。サッキのミランは、ベルルスコーニとミラニスタが期待した以上の結果を挙げて、イタリア史に残る好成績を残す。
サッキは、就任1年目のシーズンでスクデット獲得に成功した。
そして翌年から[[UEFAチャンピオンズカップ]]を'''2連覇'''。特に88-89シーズンには準決勝で[[レアル・マドリード]]に2試合合計6-1と大勝、決勝でも[[ステアウア・ブカレスト]]に4-0で完勝するなどし、サッキは名将としての地位を不動のものにした。
 
==ついに[[アズーリ]]へ==
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{{UEFAチャンピオンズカップ優勝監督}}
 
{{先代次代|[[ACミラン]]監督|1987-1991|[[ファビオ・カペッロ]]|ファビオ・カペッロ}}
{{先代次代|ACミラン監督|1996-1997|[[オスカル・タバレス]]|ファビオ・カペッロ}}
 
{{DEFAULTSORT:さつき ありこ}}
[[Category:イタリアのサッカー指導者]]