「Toll様受容体」の版間の差分

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==研究史==
Toll遺伝子は1980年代に[[ショウジョウバエ]]で正常な発生(背腹軸の決定)に必要な遺伝子として発見された("Toll"は[[ドイツ語]]で"狂った規格はずれな"の意味)が、[[1996年]]には、[[真菌]]に対する免疫にも働いていることが明らかになった。
 
さらに[[1997年]]、哺乳類にもToll遺伝子と相同性の高い遺伝子が見つかり、これがToll-like receptorと命名された。
 
ほとんどの哺乳動物で10から15種類のTLRが確認されている。[[ヒト]]では10種類(TLR1からTLR10と呼ばれる)があり、他の種でもそれらの多くに対応するものがあるが、一部はない(例えばTLR10に対応する遺伝子は[[ネズミ|マウス]]にもあるが、[[レトロウイルス]]により破壊されている)。またヒトにはないが他種にあるものもある。