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{{記事名の制約|title=綦毋潜}}
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'''綦 毋潜'''(き ぶせん、692年‐749年?)は、[[中国]]・[[唐|唐代]]の詩人。
 
荊南([[湖北省]])の出身。[[字]](あざな)は孝通。
 
==略歴==
 
[[開元]]14年(726(726)の[[進士]]。
 
右拾遺・集賢院待制・著作郎などを歴任したが、世の乱れを見て官界に望みを絶ち、辞職して江東([[長江]]下流の南岸地方)の別荘に隠棲した。
 
 
==詩人としての彼==
代表的作品に、『宿竜興寺(竜興寺に宿る)』([[五言律詩]])がある。
 
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|'''香刹夜忘帰'''
|香刹(こうせつ)   帰るを忘る
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|'''松清古殿扉'''
|松は清し  古殿(こでん)の扉
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|'''灯明方丈室'''
|灯は明らかなり  方丈の室
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|'''珠繋比丘衣'''
|珠は繋()  比丘(びく)の衣
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|'''白日伝心静'''
|白日  伝心静かに
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|'''青蓮喩法微'''
|青蓮(せいれん) 喩法(ゆほう)微なり
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|'''天花落不尽'''
|天花  落ちて尽きず
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|'''処処鳥銜飛'''
|処処に鳥の銜(ふく)みて飛ぶ
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