「天文時計」の版間の差分

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== 歴史 ==
[[ファイル:Richard of Wallingford.jpg|thumb|270px|コンパスを使うウォリンフォードのリチャードが描かれた、14世紀の細密画]]
[[11世紀]]に[[北宋|宋朝]]の技術者[[蘇頌]]は水流と[[脱進機]]を動力とする天文時計を作った。
 
ヨーロッパで初期の時計がどのように開発されていったのかはよくわかっていないものの、一般には1300年から1330年ごろには既に機械仕掛けの時計(水ではなく[[脱進機]]を用いるもの)が存在したとされている。これには交通機関などの運行や公的な行事が行われる時刻を知らせることと、太陽系の動きを模することとの2つの機能が与えられていた。このころ[[天文学者]]や[[占星術]]師は[[アストロラーベ]]を使っており、彼らはこれを機械化して自動的に動作する太陽系の模型を作ろうと考えたことから、必然的に後者の機能が発達することになった。