「早野凡平」の版間の差分

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'''早野 凡平'''(はやの ぼんぺい、本名:'''松本 光弘'''(まつもと みつひろ)、[[1940年]][[2月21日]] - [[1990年]][[5月3日]]本名:松本 光弘(まつもと みつひろ))は、[[日本]]の[[大道芸]]人、[[ヴォードヴィル|ボードビリアン]]、[[タレント]]。夫人は舞踊家の[[印南明美]]。長男はタップダンサーの[[松本晋一]]。[[日本大学]][[芸術学部]]演劇科中退。
 
==来歴・人物==
大道芸人の[[パン猪狩]]の弟子。[[新宿松竹文化演芸場]]の研究生として出入りしているうちにこの世界に入った。その後キャバレー廻りなどを経験して、主にテレビの演芸番組や舞台で活躍した。
 
「ホンジャマーの[[帽子]](ホンジャマカ帽、マジックハットの異名もある)」と呼ばれる帽子を用いた[[ヨーロッパ]]起源の古典芸(Chapeaugraphy)([http://en.wikipedia.org/wiki/Chapeaugraphy Chapeaugraphy])が有名。この帽子は帽体とツバの部分が分離するようになっており、早野は慣れた手つきで黒い帽子を様々な形に変形させて、有名人や動物の真似をして人気を博した。「牧師」、「スチュワーデス」、「ナポレオン」、「カウボーイ」、「ローマ法王」(なぜか2度やってしまう)、「鞍馬天狗」(名乗る際、頭巾に見立てた帽子が落ちてしまう)等が定番ネタ。「ホンジャマー、ホンジャマカ…」と舌足らずな歌を歌いながら、次々と繰り出すのが特徴。
 
この帽子芸によりテレビ出演も増え一躍人気者となり、舞台トークのネタとして「この帽子のおかげで[[練馬区|練馬]]に家を建てることができました」と語っていた。
 
[[とんねるず]]の[[石橋貴明]]がデビュー初期に早野の帽子芸を真似するネタを使用ていたことある。また、[[お笑いコンビ]]の[[ホンジャマカ]]の名前は、この帽子に由来する。
 
帽子以外の芸としては、長さが異なる4本の蛇腹状のホースを振り回して音を鳴らす「パイプオルガン」がある。4本のホースを器用に使い分け、低い音を出すときはゆっくり振り回し、高い音を出すときは早く振り回す。レパートリーは、「[[黒田節]]」、「[[船頭小唄]]」など。
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[[Category:1940年生]]
[[Category:1990年没]]
[[en:Chapeaugraphy]]