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==主な作品==
*建築作品「北海道薬科大学臨床講義棟C」2006年 日本建築学会作品選集2008 
<small> この教育施設は、2006年からの薬学教育制度6年制を迎えて,主に6年制教育の5、6年生の薬剤師の実務実習プレトレーニングや卒業研究,演習に使用する臨床薬学の教育を目的としている。「臨床薬学」は薬を媒介とした、患者と医者と薬剤師のコミュニケーションの上に成立する。そのため学生は、模擬薬局・模擬注射剤配合室(無菌)・模擬製剤室などで臨床系の実習を受け、グループディスカッションやレポート作成、ミーティングを繰り返す。
その教育環境として臨床講義棟は自習やグループディスカッションのため、随所にアルコーブを置き、学生の主体的な学習姿勢に対応している。
アルコーブ空間の立体的関係性
 臨床系の演習室や研究室諸室「Room」をランダムに押し出すことにより、廊下側にはセットバックによるたまり空間「Space」が生まれる。逆にアトリウム側では、8m〜3m突出しキャンティレバーによるコンクリートボックス「Room」の上面が、アルコーブ「Space」となり、吹抜けのアトリウム空間を浮遊する。これら「Room」と「Space」の織りなす空間は、ミーティングや自習などの学生のアクティヴな学習環境をつくっている。このアトリウムからは、銭函、石狩の雄大な日本海が一望できる。</small><small>小さなテキスト</small>
 
*建築作品「北海道工業大学バス待合所」2005年
*建築作品「北海道工業大学 講義棟G」2001年 日本建築学会作品選集2003