「クラウディングアウト」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
完全がダブり。後者には不要。
10行目:
[[世界恐慌]]の発生した[[1929年]]頃、[[アメリカ合衆国|アメリカ]]および[[イギリス]]でさかんに論議され、アメリカでは[[共和党 (アメリカ)|共和党]]の[[ハーバート・フーヴァー|フーバー]]政権が[[赤字財政]]と[[国債発行]]に反対し、[[均衡予算主義]]のためにクラウディングアウトの議論を援用した。また、イギリスでは[[保守党 (イギリス)|保守党]]政権下の財務省が同様の理論で[[J.M.ケインズ]]の立案になる[[自由党 (イギリス)|自由党]]の提案と対立した<ref>Crowding-Out問題について [[三木谷良一]][http://www.lib.kobe-u.ac.jp/repository/00172016.pdf]</ref>。
 
クラウディングアウトの問題は、行政府による経済・財政政策において基本的な論題で、もし[[古典派経済学|古典派]]の言うように、常に完全なクラウディングアウトが発生するなら行政による経済政策は完全に無効になる。
 
===ケインズの見解===