「スウェーデン国鉄Rc形電気機関車」の版間の差分

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|画像説明=
|unit = self
|営業最高速度 = 135 km/h(Rc1h (Rc1, 2, 4,5) 5) <br />160km/h(Rc3h (Rc3,6) 6) <br /> 180km/h(Rc7)h (Rc7)
|設計最高速度 =
|全長 = 15.400 mm
|車体幅 =
|車体高 =
|車両質量 = 80t(Rc1)80t (Rc1) <br />76.8t(Rc28t (Rc2,3)3) <br /> 78t(Rc478t (Rc4,6,7)7)
|軸配置 = Bo'-Bo'
|軌間 = 1,435 mm
|モーター出力 = 900kW
|定格出力 = 3,600kW
|定格引張力 = 275kN(Rc1275kN (Rc1,2) 2) <br />235kN(Rc3235kN (Rc3,6) 6) <br />290kN(Rc4)290kN (Rc4) <br />310kN(Rm)310kN (Rm)
|歯車比 =
|台車 =
|製造メーカー = アセア
}}
'''スウェーデン国鉄Rc形電気機関車'''(スウェーデンこくてつRcがたでんききかんしゃ)はスウェーデン国鉄(SJ) (SJ) が導入した[[電気機関車]]である。
 
本項ではRc形をベースにした'''Rm形電気機関車'''、'''Rz形電気機関車'''とRc形を更新改造した'''Rd2形電気機関車'''についても記述する。
旅客用に求められる性能と、貨物用に求められる性能を兼ね備えた機関車として、先に登場した試作機[[スウェーデン国鉄Rb形電気機関車|Rb形電気機関車]]を基に設計・開発された。「Rc」という形式名は4軸駆動のボギー台車を採用する機関車につけられた記号「R」、およびRシリーズで3種類目に登場した機関車ことを表すアルファベットの3番目の文字「cに由来する。
 
1966年から1988年にの約20年間にわたりスウェーデンの機関車としては最多となる366両がアセア(現[[アセア・ブラウン・ボベリ]])にて製造された。なお、スウェーデン国鉄(SJ) (SJ) は2001年1月1日付で以下の会社に分割、民営化されており本項でも以下の表記を用いる。また、上下分離経営の進んだスウェーデンでは以下の会社以外にも[[ヴェオリア・トランスポール]](旧:コネックス)のように本系列を所有し、線路を借りて列車を運行するという形を取る会社がいくつかある。
*スウェーデン鉄道 ([[SJ AB]]) - 旅客会社
*グリーン・カーゴ - 貨物会社
*バンバケット - 保線会社
== 系列別概要 ==
=== Rc1形 ===
Rc形の中では最初に登場したグループで1967年に20両が製造された。後述のRc2形が登場するまでは単にRc形と呼ばれていたが、Rc2形の登場とともにRc1形に変更となった。登場当初は急行列車に投入されたが、のちに様々な列車をけん引するようになった。
 
1990年代初頭更新改造が行われた。これにより車体側面に[[ベンチレーター]]の新設と無線操縦を可能とするように改造され、塗装も青色を基調とする色に変更された。同時に操車場での入れ替え作業を主に担当するようになった。2001年の分割民営化では貨物会社、グリーン・カーゴに引き取られた。現在は操車場での入れ替え作業をメインに、一部の列車のけん引を行っている。
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File:Green cargo rc1.jpg|Rc1形
1975年に130両が導入された。最高速度135km/hの貨物・旅客兼用機である。国鉄時代は様々な列車に使用されていたが、分割民営化にあたってはグリーン・カーゴに引き継がれたために現在は貨物列車専用機である。
 
1322号機は郵便列車のけん引のために最高速度を160km/hに向上する改造を行ってRc3形に編入された。しかし、Rc3形との相違点が多かったので、後に新形式「Rc4P形」<ref>形式の「P」はスウェーデン語で手紙を表す”Post”“Post”に由来する</ref>が設定されてこちらに編入し直している。
 
国鉄時代の塗装は[[スウェーデン国鉄Ra形電気機関車|Ra形]]のような明るいオレンジ色をまとっていたが、グリーンカーゴに所属が移ると順次青色を基調とした色に変更された。当初は2005年までに前期の変更を終える予定であったが、2006年にスウェーデンの鉄道開通150周年を迎えるために1290号機だけはオレンジ色のまま残され、イベント終了とともに塗り替えられた。
 
1970年代の一時期、[[アムトラック]]と[[ノルウェー国鉄]](NSB) (NSB) に貸し出されており、本系列をベースにした輸出仕様が、両社の他イランなどにも存在する。
 
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2000年代初頭、高速列車[[X2000]]で用いられている[[X2 (鉄道車両)|X2系電車]]の不足分を補うためにRc6形の1421号機と1422号機では最高速度を180km/hに向上させる改造が施されRc7形に形式変更された。
 
Rc7形のけん引する列車<ref>実際にはRc6形の1418号機から1420号機までの3両も塗装をダークブルーに変更して運用に充当されている</ref>は「Blue X(ブルーエックス)」または「IC 11(インターシティ 11)」と呼ばれ、主に[[ストックホルム]]と[[ファールン]]方面を結ぶ列車に充当されたが、運行開始後に160km/hより高速で走る列車は電磁力によるブレーキの設置が義務付けられてしまい、再度改造を検討したものの改造に多額の費用がかかることが判明したため取りやめとなった。最高速度向上改造する改造を受けた2機も早々にRc6形に戻されたが、ダークブルーの塗装は維持されている。
 
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