[[ゼネラルモータース|GM]]・[[:en:GM Epsilon II platform|イプシロンIIプラットフォーム]]を使用した[[オペル・インシグニア]]がベース(よって、[[前輪駆動|FF]]である)。しかし、外観はインシグニアのビュイック版である[[ビュイック・リーガル|リーガル]]とは異なるものであり、同時に一回り大きい。とはいえ、縦桟基調の[[鍍金]]グリルや躍動感あふれるデザインに代表される外観は、すぐに[[ビュイック]]の系譜とわかるものとなっている。
8[[エアバッグ]]や12ウェイ運転席パワーシート、[[インフィニティ|Infinity]]製オーディオシステム、ESC、アクティブヘッドレスト、19インチアルミホイール、[[LED]]を多用した各レンズ類ならびにインテリア、大型パノラマサンルーフ、電動格納式リヤサンシェードなど準大型車クラスにふさわしい装備を備えている。ラクロスのバッジエンジニアリングという位置づけだが、生産は[[仁川広域市|仁川]]にある富平工場で行われる生粋の国産車である。但し、単にラクロスのGM大宇版としただけではなく、韓国人ユーザーの嗜好に合わせ様々な部分に改良を施している。発表時、ライバルとして[[レクサス・ES|レクサスES350]]や[[ヒュンダイ・グレンジャー|現代グレンジャー]]、[[キア・K7|キアK7]]などを挙げ<ref>[http://www.wowkorea.jp/news/Korea/2010/0831/10074320.html GM大宇が新車、「韓国とともに成長する意思表明」]WOW! Korea NEWS 2010年8月31日</ref>、CMにおいても先述のレクサスESや[[アウディ・A6]]や[[BMW・5シリーズ]]が走行中にアルフェオンに変化してしまうなど、国産車のみならず、輸入車をもターゲットとしていることを感じる内容となっている。