「なぜなぜ分析」の版間の差分

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{{出典の明記|date=2010年7月}}
ある問題が起こった場合に、その問題を引き起こした要因(『なぜ』)を提示し、さらにその要因を引き起こした要因(『なぜ』)を提示することを繰り返すことにより、その問題を防ぐへの対策の効果的な対策導く検証するである。
 
== 方法 ==
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この方法が広められた当初は『なぜ』を5回繰り返えすことが推奨されていたが、様々な分野で使われるようになった現在では必ずしも5回にこだわる理由はない。
 
しかし、いつ繰り返しを止めれば良いのかというのは難しい問題である。現実的には、「その要因によって導かれる対策が効果的だと判断したとき」であろう
現実的には「提示した対策によって対象となる要因を取り除くことが、最初に提示した問題の解消へとつながることを論理的に説明できる段階」が一つの目安となる。
 
また、『なぜ』を繰り返すうちに、回避不可能な「事象」や「制度」などが要因として提示されることもあり、その場合も繰り返しを止めることになる。
 
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なぜなぜ分析の目的は「対策を立てること」や「対策の必然性を示すこと」であり、その点を正しく認識し、評価しなければならない。
 
穿った方をすればかたによっては、なぜなぜ分析は対策の妥当性を示すために意図的に問題の要因を探す作業であるとも言える。
 
物事の要因は立場、見方によってさまざまに捉えることができ、とりうる対策もさまざまである。その中から必要なものを取捨選択し、最終目標(「根本的な対策」など)に到達する道筋を明確に提示することが要求されているのである。
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*回避不能な要因の黙認
:上記とは逆に、回避不能な要因が根本に存在解決べき問題の重大な要因であるにも関わらず、その要因を排除し別の小さな要因に対する対策を提示してしまう。
 
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