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|fr_name = Canal du Midi
|country = フランス
|area = 1172 [[ヘクタール|ha]]<br />(緩衝地域2014 ha)
|criterion_c = (1),(2),(4),(6)
|rg_year = 1996年
|}}
'''ミディ運河'''(ミディうんが、'''Canal du Midi''')は、[[フランス]]の[[トゥールーズ]]で[[ガロンヌ川]]から分岐し、[[地中海]]に面した[[トー湖]]にいたる全長 240 [[キロメートル|km]] 、支流部分も含めた総延長では 360
== 概要 ==
[[Image:CanalDuMidi map.jpg|left|200px|thumb|ミディ運河(青)のルート]]
この運河の建設プランは、[[ベジエ]]出身の徴税使[[ピエール=ポール・リケ]] (Pierre-Paul Riquet) により発案された。大西洋岸から地中海沿岸に貨物を輸送するための航路を約 3,000
[[1666年]]に開始された工事は、当時の[[土木技術]]の最先端を駆使したものであった。標高差のある運河全域に水を供給するため、最も高度の高い位置にサン・フェレオール貯水池を築き、ここから水路を通して運河の最高地点であるノルーズの[[分水嶺]]へと水を導き、さらに途中にいくつかの人造湖を築くこととで、まんべんなく水を行き渡らせることに成功した。さらに起伏の多い地形を克服するために運河橋を架け、トンネルを掘り、100を越える水門を築いた。なかでも標高差
この運河の完成で、運河沿いの地区の産物の流通が盛んとなり、[[ボルドー]]、[[サンテミリオン]]、[[ラングドック]]地方の[[ワイン]]は飛躍的に生産量を伸ばした。その結果、リケの故郷[[ベジエ]]はワイン交易の中心地として大いに発展した。
{{フランスの世界遺産}}
{{運河}}
{{産業遺産}}<!-- {{世界遺産に含まれる産業遺産}} -->
{{DEFAULTSORT:みていうんか}}
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