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{{Infobox 研究所
| 名称 = 上智大学日本グリーフケア研究所<!--無記入であれば記事名が自動的に表示される-->
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| ウェブサイト = [http://www.sophia.ac.jp/jpn/admissions/griefcare ホームページ]
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'''上智大学日本グリーフケア研究所'''(じょうちだいがくにほんぐりーふけあけんきゅうしょ)は、[[上智大学]]に附置された研究所であり、身近で大切な人の死に関する研究を行っている。[[尼崎市]]の[[聖トマス大学]]のキャンパス内に設置されている。
 
== 概要 ==
上智大学日本グリーフケア研究所は、日本ではじめてグリーフケア、すなわち身近で大切な人の死に関する研究活動を行うために、兵庫県尼崎市における[[聖トマス大学]]において設置された。その背景として、[[西日本旅客鉄道]]が引き起こした[[JR福知山線脱線事故]]という悲しい事故が発生し、ご遺族に対するグリーフケアを実践するために設立された。そして、聖トマス大学は学生募集停止を決定したが、研究所は廃止することなく2010年4月に聖トマス大学から上智大学に継承された。
 
== 活動内容 ==
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== 上智大学における意義 ==
{{独自研究|section=1|date=2011年3月}}
* 日本グリーフケア研究所は、最初は[[JR福知山線脱線事故]]の現場に隣接している聖トマス大学において設立された。しかし、旧英知大学の伝統を引き継ぐ聖トマス大学は、従来は[[キリスト教]]の[[神学]]や[[ヨーロッパ]]における[[文学]]や[[語学]]などに関する研究や教育を行い続けており、[[心理学]]や[[精神医学]]などはあまり研究対象とされていなかった。それ故、本格的にグリーフケアに関する研究活動を継続して行うためには、聖トマス大学とほぼ同様の建学の理念があり、かつ[[心理学]]を含む[[福祉]]関連の分野にも強い上智大学に継承して研究活動を行うことは、極めて建設的な[[意思決定]]であると思われる。
* [[バブル経済]][[崩壊]]後の[[我が国]]において、多くの者たちは[[発展途上国]]における[[国際協力]]など国際問題に関する事から、[[日本]]国内における雇用情勢など[[経済]]問題へ関心が移行している。そのような長期的な関心事項の移行のなかで、[[キリスト教]][[ヒューマニズム]]を掲げている上智は日本国内の[[職場]]や[[教育現場]]、ならびに[[家庭]]や活動の場において実質的に「殺される」者に対して関心を寄せなければならない。そのことによって、上智は大学としての特色をいかしながら、様々な事柄に関心を寄せている[[受験生]]や[[社会人]]の知的好奇心や活動意欲に対処しうると思われる。